麻酔科勤務医のお勉強日記

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zoom RSS 内頸静脈カテーテル挿入前の患者の最適な頭低位傾斜角度を調査するのに超音波検査を使用

<<   作成日時 : 2017/03/15 07:10   >>

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・15°〜25°の頭低位の傾斜は、内頸静脈の断面積(IJV CSA)を増加させると考えられている。穿刺前に IJV CSA を増加させておくと、穿孔の危険性を減少させる。このパターンは全ての患者では観察されなかった。著者らは、呼吸性の移動がないことが、頭低位の有効性の基準の 1 つであると仮定した。本研究の目的は、呼吸性の IJV 移動がないことを確実にする頭低位傾斜角を調査することである。

・前向きの研究に、20 人の成人患者が含まれた。 IJV スキャンは、患者を水平背臥位にした 1 分以内と、頭低位傾斜角 5°、10°、15°、20°にした後、1分以内に行った。

・水平仰臥位の患者の 25% で、呼吸性 IJV 移動がないことを示す虚脱指数<9% であることがわかった。この場合、IJV カテーテル留置のために患者をトレンデレンブルグ位にすることは指示されない可能性がある。患者の 65% では、10°頭低位傾斜位で呼吸性移動が観察されなかった。患者の 35% のみが 15°の頭低位傾斜位を必要とした。

・臨床設定では、超音波スキャナ画面上の呼吸性の静脈偏位の消失が、頭低位傾斜位の有効性の基準とみなすことができる。

[!]:内頚静脈をエコーで見ながら、呼吸性変動が見られなくなるまで傾斜角度を増していけばよいのだな。


【出典】
Using ultrasonography to determine optimal head-down tilt position angle in patients before catheterization of the internal jugular vein
Indian J Crit Care Med 2017;21:160-2

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