麻酔科勤務医のお勉強日記

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zoom RSS 三次教育病院における McGrath(R)MAC ビデオ喉頭鏡の評価

<<   作成日時 : 2017/03/21 07:20   >>

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・ビデオ喉頭鏡は、近年、正常気道と困難難気道の両方での使用がますます普及している。この傾向にもかかわらず、その有益性は議論の余地がある。McGrathRMAC ビデオ喉頭鏡(英国エジンバラ、Aircraft Medical Ltd)は、第 1 選択の、あるいは救命的挿管時やビデオ喉頭鏡挿管の訓練に使用される。著者らは McGrathRMAC の性能を評価するために観察研究を行った。

・著者らは、2016 年 1 月から 4 月まで McGrathRMAC ビデオ喉頭鏡の使用を評価した。気管挿管を必要とする待機手術を受ける 500 人の成人患者を募集した。データはオンライン調査によって収集された。主要評価項目は、McGrathRMAC による挿管成功であった。副次評価項目には、McGrathRMAC 挿入の容易さ、最良声門視野、気管チューブ挿入の容易さ、挿管試行回数、気道外傷の証拠、視野の質、使用した付属品、使用された気道操作、モニタースクリーン上の画像の質、装置の全体的な印象であった。

・合計 432 件の回答が分析された。総成功率は 97.9% であった[95%信頼区間(CI)96.0-99.0%]。困難気道が予測された患者での成功率は 96.7%[95%CI 90.3-99.3%]であった。麻酔科医の 97.2% がスコープ挿入が容易であったと報告し、89.8% がチューブ挿入が容易であると報告している。著者らの症例の 2.1% では、口腔咽頭表面や口唇の傷害を伴う気道外傷の合併症をきたした。

・McGrathRMAC ビデオ喉頭鏡は、高い挿管成功率、喉頭鏡挿入の容易さ、挿管の容易さの利点を有しており、ビデオ喉頭鏡の良好な選択肢である。困難気道での使用に適している。

[!]:McGrathRMAC は、実際のところかなり使いやすい。マッキントッシュ喉頭鏡に比べると、視野とチューブ挿入の空間を作るための舌の右寄せが必要ない点も扱いやすい理由だろう。でも最初から McGrathRMAC ばかり使っていると直接喉頭鏡はうまくならないだろうな。

【出典】
Evaluation of the McGrathR MAC Videolaryngoscope in a tertiary teaching hospital
Trends in Anaesthesia and Critical Care, February 2017Volume 12, Page 20

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