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zoom RSS ■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2017-03-21

<<   作成日時 : 2017/03/21 07:04   >>

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【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (v__________) (p________) (c__________) : 心室性期外収縮

(2) (c____) (v____) (m________) : チェックバルブ機構/一方通行弁機構

(3) (b_________) (p____) : 二峰性脈

(4) (o_______) (m_______) : 東洋医学

(5) (t________) (p___) : 拍動痛/ズキズキ痛


[解答]
(1)ventricular premature contraction(2)check valve mechanism
(3)bisferiens pulse(4)oriental medicine
(5)throbbing pain


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(外傷・出血・感染) 腹腔内出血の場合の保存療法の適応はどれが妥当か?
1) 血腫<200ml
3) 血腫<1500ml
5) 血腫<500ml
2) 血腫<1000ml
4) ショック(−)


[解説] 腹腔内出血に対する治療適応:血腫<500ml→保存的治療、血腫=500〜1000ml& 出血速度>200ml/hr→開腹手術、血腫>1000ml→開腹手術


[正解] 5 [出典] 救急医学増刊「外傷」P8




【問題3】(中枢神経) 緊急処置を要する頭痛はどれか?
1) 筋収縮性頭痛
3) 片頭痛
5) 後頭神経痛
2) 脳腫瘍・脳膿瘍の急性増悪
4) 三叉神経痛


[解説] 緊急処置を要する頭痛には、クモ膜下出血、脳出血、脳腫瘍・脳膿瘍の急性増悪、激症型の脳炎・髄膜炎、高血圧性脳症など脳神経に関連したものの他、緑内障、側頭動脈炎、一酸化炭素中毒がある。このうち最も見逃してはいけないのは、くも膜下出血と髄膜炎である。くも膜下出血を単なる頭痛として処置したり、髄膜炎を単なる風邪と誤診すると取り返しの付かないことになる。一酸化炭素中毒は通常は状況から診断可能であり、同じ環境に戻ってすぐに悪化するなら暖房器具の点検が必要である。急性緑内障であれば、虹視の前兆、早期に激しい頭痛が突然起こること、視力障害、眼球圧痛があることなどが診断の手がかりとなる。


[正解] 2 [出典] 内科レジデントマニュアルP19



【問題4】(代謝内分泌) 代謝性アルカローシスの原因として誤っているのはどれか。

ア:アンギオテンシン変換酵素 I 阻害薬

イ:大量輸血

ウ:バーター症侯群

エ:アジソン病

オ:炭酸脱水酵素阻害薬


[解説] アンギオテンシン変換酵素 I 阻害薬は、糖や脂質代謝への影響がないことが特徴の一つである。特に腎機能障害患者では血清K値を上昇させ、高K血症を来す。大量輸血では、抗凝固薬に含まれるクエン酸が体内で代謝され、HCO3-を作る。通常4000ml以上の輸血を行わないと血液pHは上昇しないとされる。バーター症侯群では70%に代謝性アルカローシスを認める。アジソン病では、アルドステロン欠乏→高K血症、代謝性アシドーシスが生じる。炭酸脱水酵素阻害薬は、炭酸脱水酵素阻害により、HCO3-の再吸収を抑制するので、連用により代謝性アシドーシスをきたす。


[正解] (ア)、(エ)、(オ) [出典] 第32回麻酔指導医認定筆記試験:B28

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