敗血症患者の早期目標指向治療で微小循環回復に6%HESと生食を比較

Comparison of 6% hydroxyethyl starch 130/0.4 and saline solution for resuscitation of the microcirculation during the early goal-directed therapy of septic patients
Journal of Critical Care published online 02 September 2010.

・敗血症患者の早期目標指向治療(EGDT)において、6%ヒドロキシエチル澱粉(HES)130/0.4が、生食(SS)よりも微小循環を良好に回復することができるか?

・重症敗血症患者は、6%HES130/0.4(n=9)またはSS(n=11)でのEGDTに無作為に割り当てられた。舌下微小循環は、EGDT開始から24時間後に、副流暗視野イメージングによって評価された。

・入院時、SOFAスコア、平均動脈圧、乳酸、中心静脈酸素飽和度に差はなかった。24時間後にも、これらのパラメータには差が発生しなかった。舌下毛細血管密度は、両群で同程度であった(21±8 vs 20±3 血管/mm2);しかし、毛細血管流量インデックス、%灌流毛細管、灌流毛管の密度は、HES群で高かった(2.5±0.5 vs 1.6±0.7、84±15 vs 53±26% 、19±6 vs 11±5血管/mm2、P<0.005)。

・6%HES 130/0.4を使用した輸液による体液回復は、舌下微小循環を改善するのに、SSに勝る利点があるかもしれない。これら調査結果を確認するには患者数を増やして研究する必要がある。

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