開心術中の経鼻胃管挿入が術後の悪心嘔吐に与える効果:無作為試験

The Effect of Nasogastric Tube Application During Cardiac Surgery on Postoperative Nausea and Vomiting - A Randomized Trial
Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia published online 28 April 2010

・術後嘔気嘔吐(PONV)は心臓手術後かなりの率で生じる。心臓手術時に経鼻胃(NG)チューブの使用がPONVを減らせるか?

・大学関連病院、前向き、無作為対照化試験。定時心臓手術の患者202人は、麻酔導入後に無作為にNGチューブあり・なしに割り付けられた。全患者は標準的な麻酔と術後ケアを受けた。術前の患者背景、ペイン・スコア、吐き気得点と嘔吐の発生率は、抜管後の術後早期(0-8時間)、後期(8-16時間)に記録された。制吐剤と鎮痛剤の使用量が、両群間で比較された。

・非NG群(対照)103人、NG群99。患者背景と術式は群間で同様であったが、対照群には喫煙者が多かった。吐き気の頻度と強さ、ペイン・スコア、鎮痛剤使用量は、群間で同様であった。嘔吐頻度は、NGチューブ群(10%、p = 0.007)で対照群(24%)より有意に少なく、弁手術や再手術患者で多かった。

・心臓手術時にNGチューブを使用すると、術後嘔吐の発生率を減らせるだろう。

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