腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける患者でエフェドリン+デキサメタゾンは術後悪心嘔吐を減少させる

Ephedrine-Dexamethasone Combination Reduces Postoperative Nausea and Vomiting in Patients Undergoing Laparoscopic Cholecystectomy
The Internet Journal of Anesthesiology. 2008 Volume 18 Number 1

エフェドリン2.png・術後悪心嘔吐(PONV)は、麻酔と手術後の罹患率の重要な原因である。本研究では、腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける患者でPONV予防のためにデキサメタゾンとエフェドリンの併用による予防効果を評価した。

・定時の腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けるASA-Ⅰの成人患者90人を対象に、3群(各30人)に無作為に割り当てて、生食、デキサメタゾン、またはデキサメタゾン+エフェドリンを投与した。

・PONVの発生頻度は、生食群で77%、デキサメタゾン群で40%に対して、併用群ではわずか23%であった。

・併用群では、有意に悪心嘔吐が少なく、完全緩解を示す患者数が有意に多かった。

[!]:諏訪先生の電子版麻酔学教科書には、2001年02月11日時点で、「エフェドリンに制吐作用があるという報告は,その後他の追試などがほとんど出ていないので,判定はむずかしい.」という記載があったので、それ以降の文献を探してみた。

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