挿管困難予測における upper lip bite test 評価

Evaluation of the upper lip bite test in predicting difficult laryngoscopy
Journal of Clinical Anesthesia,Volume 22,Issue 3,Pages 174-178,May 2010

・喉頭鏡による展開困難を予測するのに、上口唇咬合テスト(ULBT)が正確かどうかを評価した。

・前向き、観察研究。手術予定の成人患者6882人を対象に、術前に上口唇咬合テストを行ない、クラスを決定した。・気管挿管時にコーマック&ルヘイン分類で喉頭部見え方を記録した。

・171人の患者で、ULBTクラスIIIと喉頭展開困難が予測されたが、173人の患者がのコーマック&ルヘイン分類=3-4を呈した。その173のうち、わずか14人の患者だけがULBTクラスIIIであった。ULBTの感度と特異度は、8.1%と8.2%であった。

・北アメリカ患者集団では、ULBTは、ベッドサイドでの唯一のスクリーニングテストとしては、喉頭展開困難の予測度は低く、その使用は推奨されない。

[!]:Upper Lip Bite Test:下顎を突き出して、下の前歯で上唇がどこまで咬めるかチェック。(Ⅰ度すべて、Ⅱ度途中まで、Ⅲ度まったく咬めない。)

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