日常的経鼻挿管に間接喉頭鏡 vs 直接喉頭鏡で比較

Indirect versus direct laryngoscopy for routine nasotracheal intubation
Journal of Clinical AnesthesiaReceived 19 September 2009

・ルーチンの経鼻挿管に際して、間接喉頭鏡であるAirtraq (A)と GlideScope (G) の効果をマッキントッシュ(M)喉頭鏡と比較した。大学関連三次病院での無作為単盲検研究である。

・歯牙、顎顔面手術のために経鼻挿管を必要とする、正常気道を有するASA-?・?の成人62人を対象に、M群ではマッキントッシュ喉頭鏡で、A群とG群では、それぞれ、Airtraq と GlideScope で経鼻挿管を行った。挿管用具の性能は、挿管の容易さ[Intubation Difficulty Scale(IDS)と数値評価スケール(NRS)]と挿管時間(喉頭展開と気管チューブ挿入)で評価された。加えて、循環動態パラメータ、術後咽頭痛の程度、挿管実施者の姿勢を記録した。

・IDSスコアは、マッキントッシュ喉頭鏡よりも Airtraq と GlideScopeで有意に低かった(平均±SD;A:0.1±0.3、G:0.3±0.6、M:0.8±1.0; P=0.013)。挿管実施者が報告したNRSでは、直接喉頭鏡よりも間接喉頭鏡に好ましい結果が示された(A:0.9±0.7、G;1.1±0.6、M;1.9±1.1;P=0.001)。喉頭鏡検査と気管チューブ挿入の所要時間は、全群で同様であった。循環動態パラメータの有意な群間差は記録されなかった。術後の咽頭痛は、GlideScope が他の器具よりも有意に少なかった(P=0.048)

・Airtraq と GlideScope は、正常気道を有すると思われる成人で、マッキントッシュ喉頭鏡よりも経鼻挿管を容易にした。

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