■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2011-06-14




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (o_________) (a_________) : 整形外科麻酔

(2) (o______) (g__) : 浸透圧較差

(3) (i__________) (r_______) (a_________) : 静脈内区域麻酔

(4) (i___________) (a_______) : 子宮内仮死

(5) (e____________) (t_______) : 環境毒性





[解答]
(1)orthopedic anesthesia(2)osmolal gap
(3)intravenous regional anesthesia(4)intrauterine asphyxia
(5)environmental toxicity


[出典] 麻酔科学用語集 第3版







【問題2】(麻酔薬) 次の麻酔薬のうちで、脳血流量をもっとも低下させるのはどれか?
1) ミダゾラム
3) フェンタニール
5) 笑気
2) チオペンタール
4) ケタミン





[解説] チオペンタール、チアミラール、リドカインはいずれも脳血管を収縮させ、脳血流量を低下させる。ケタミンと笑気はいずれも脳血流を増加させる。ミダゾラムはチオペンタールには劣るが脳血流量を低下させる。フェンタニールは脳血流への影響はない。


[正解] 2 [出典] 臨床麻酔のコツと落とし穴part2p25







【問題3】(心臓・血管) 肺塞栓の胸部X線写真では認められない所見はどれか?
1) cut-off sign
3) Westermark's sign
5) 横隔膜の挙上
2) sausage sign
4) plate-like atelectasis





[解説] 肺塞栓の胸部X線写真では認められる所見:心胸比拡大・肺動脈拡大以外、所見に乏しく特徴的とされる肺血管影の消失・減弱が明らかな例はむしろ稀である。胸部写真は低酸素血症を招く他の心肺疾患との鑑別に役立つ。また肺炎様浸潤影・胸水などは、肺梗塞の合併(10%以下)がなければみられない。Westermark's sign=「塞栓部末梢で肺血管陰影が減少し、明るく見える。」。sausage sign=「近位肺血管陰影の増大」、knucle sign=「肺高血圧による左右肺動脈の張り出し」、板状無気肺plate-like atelectasis、患側横隔膜の挙上などが見られることがある。cut-off sign=肺動脈造影上の血流途絶を示す言葉であり、単純胸部写真上では認められない。


[正解] 1 [出典] 内科レジデント実践マニュアルp104







【問題4】(呼吸) 気管支喘息の治療として適切でないものはどれか?
1) βブロッカー投与
3) 副腎皮質ステロイド投与
5) 抗アレルギー薬投与
2) キサンチン誘導体投与
4) 補液





[解説] 気管支喘息の治療としては、キサンチン誘導体(アミノフィリン)投与、副腎皮質ステロイド投与、補液、抗アレルギー薬投与などを行なう。気管支喘息患者にβブロッカーを投与すると、気管支の収縮をきたし発作が悪化するので投与禁忌である。「βブロッカーはBronchusをブロックする」。気管支喘息治療のABC=「A:aminophylline B:βstimulant C:corticosteroid」


[正解] 1 [出典]



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