正常気道に挿管するに際のグライドスコープとマッキントッシュ喉頭鏡の有用性の比較研究

A comparative study on the usefulness of the Glidescope or Macintosh laryngoscope when intubating normal airways

Korean J Anesthesiol. 2011 May;60(5):339-343.
・グライドスコープ・ビデオ喉頭鏡(GVL)は、新しく開発されたビデオ喉頭鏡である。かなり改善された喉頭視野を提供し、困難気道で気管挿管を容易にするが、正常気道の場合にも同様に喉頭視野は改善されるのかという点については議論がある。そして、GVLの価格は高価である。本研究では十分経験豊かな麻酔科医が適切な麻酔前準備を行ってGVLを使って挿管すれば、喉頭視野は改善し、正常気道で挿管時間を短縮すると仮定した。 そこで、この研究では、正常気道でマッキントッシュとGVLを比較して、GVLはマッキントッシュの代わりになるかどうか調査した。

・本研究では、定時手術で挿管を必要とするASA-�・�の患者60人を対象として、GVL(G群)またはマッキントッシュ(M群)の2群に無作為に割り当てた。麻酔導入前にADS(気道困難スコア)を記録した。麻酔科医は、声帯の視認度を見えた声門開口率(POGO)と主観的な挿管の容易さを視覚アナログスケール(VAS)で点数化した。挿管に必要とした時間jはアシスタントが記録した。

・GVLを使うと、POGOが有意に増加した(P<0.05)。 しかし、マッキントッシュ喉頭鏡と比較してGVLを使った際の気管挿管所要時間には差がなかった。挿管の容易さについてのVASスコアは、マッキントッシュ喉頭鏡よりもGVLの方が有意に低かった。

・GVLは、正常気道において第一選択のツールとなりうる。

[!]:ADS(気道困難スコア)は換気や挿管が困難である可能性を予測するためのスコアリング・システムである。

POGOは、声帯の上端と下端のすべてが見えた時を100%として、視認できた声帯の割合をパーセントで表現する。

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