ライトワンドを使用した経鼻気管挿管の成功率は喉頭鏡の視野には依存しない

The success rate of nasotracheal intubation using lightwand does not depend on the laryngoscopic view
Journal of Anesthesia published online 16, March 2011

・本研究の目的は、経鼻挿管でのトラキライト(TL)の有用性を評価し、喉頭部視野のグレードと引き続き行ったTLでの経鼻挿管の容易さとの関係を調査した。

・経鼻挿管が必要な患者を、本研究の対象とした。喉頭展開は全患者に表面麻酔下に行われ、8%リドカインスプレーを声門上部と声帯に噴霧した。喉頭展開時の声門の視野は、コーマック・ルヘイン分類で評価された。患者は、この分類によって4群に割り当てられた。TL挿管が3回の試技で成功しなかった場合は、挿管は直接喉頭鏡を使って行われた。挿管困難度は独自の6点スケールで評価され、全挿管所要時間も記録された。

・トラキライト挿管は、研究に登録された患者110人の89.1%で成功した。独自6点スケールと声門視野の間に相関関係は認められなかった。全挿管所要時間と“不成功”症例比率は、4群間で有意差はなかった。

・TLでの経鼻挿管の容易さと声門視野の間には何ら関係が見られなかった。

[!]:ま、当たり前と言えば当たり前だ。トラキライト挿管が容易である条件は、トラキライトの先端のスティック部分が後咽頭に達したときに、その正に前方に障害物なく声帯が位置することであって、喉頭展開して声帯が見えるかどうかとはまったく関係がないのは明らかだ。

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