大動脈弁置換術を受ける患者で加算およびロジスティックEuroSCOREの予測的価値

Predictive Value of the Additive and Logistic EuroSCOREs in Patients Undergoing Aortic Valve Replacement
Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia published online 04 July 2011.


・本研究の目的は、大動脈弁置換術(AVR)±冠状動脈バイパス術(CABG)を受ける患者で手術死亡率を予測する際に加算とロジスティックEuroSCOREの正確さを評価することであった。教育病院単施設で行われた、前向き収集データの後向き分析である。

・対象患者は1998年~2007年にAVR(+CABG;n=813、-CABG;n=1,072)を受けた全患者で、実際の手術死亡率を加算とロジスティックEuroSCOREと比較するために、可変生命調整表示曲線を構築した。ROC曲線を使用して、加算とロジスティックEuroSCOREの判別能を決定した。予測手術死亡率と実手術死亡率間の較正は、予測死亡可能性を加算とロジスティックEuroSCOREを比較することによってチェックされた。

・AVR単独群では、加算EuroSCOREの予測死亡率は5.8%であり、ロジスティックEuroSCOREは7.2%であったが、実際の手術死亡率は3.2%であった。 AVR+CABG群では、加算EuroSCOREは7.2%で、ロジスティックEuroSCOREは8.8%であったが、実際の手術死亡率は5.3%であった。ROC曲線分析では、両患者群でいずれのEuroSCOREも高い判別能を示した。

・加算とロジスティックEuroSCOREは良好な判別能を有するが、それらは真の手術死亡率を正確には予測できなかった。特に低リスク患者では、どちらのEuroSCOREも、手術死亡率を過大評価した。

[!]:Informed Consent 上は、少し死亡率を過大に評価しておいた方が無難かもしれないので、いいんじゃないの~ってのは無責任か。

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