クモ膜下ネオスチグミンによる術後鎮痛:高比重ブパバカインに2種類の異なる用量75μgと50μg

Postoperative Analgesia With Intrathecal Neostigmine; Two Different Doses Of 75 μgms And 50 μgms With Heavy Bupivacaine.

The Internet Journal of Anesthesiology. 2010 Volume 25 Number 1

・本研究では、高比重0.5%(15mg)ブピバカインにクモ膜下腔内ネオスチグミンを75μgと50μgの2つ用量を加えて術後鎮痛と副作用について比較した。

・ASA-Ⅰ・Ⅱの患者90人は、脊椎麻酔下に行われる一般外科、形成外科、婦人科、整形外科手術患者から無作為に選び、各30人ずつの3群に無作為に割り当てた。

・75μgネオスチグミン群は、他の2群と比較して、術後鎮痛が長続きした(レスキュー鎮痛回数が少なく、初回鎮痛処置までの時間が長かった)。75μg群の初回の鎮痛処置時間は 236.2±1.6分、50μg群で、183.9±3.36分、対照群では 138.5±5.1分であった。嘔気嘔吐は、50μgネオスチグミン群(16%)と比較して、75μg群(30%)で多かった。徐脈は、50μgネオスチグミン群(13%)と比較して、75μg群(26%)で頻繁であった。低血圧も、50μgネオスチグミン群(20%)と比較して、75μg群(36%)で頻繁であった。

・本研究では、術後鎮痛は50μgネオスチグミン群と比較して75μgネオスチグミン群の方が効果的だが、副作用も75μgネオスチグミン群で頻繁であった。

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