OPCAB後の心筋障害に及ぼす静脈内リドカインの効果

Impact of intravenous lidocaine on myocardial injury after off-pump coronary artery surgery

Br. J. Anaesth. First published online: February 22, 2011

・リドカインは、心筋虚血と再灌流傷害に対して心保護的効果を及ぼことが証明されてきた。我々は、リドカインの持続性点滴がオフポンプ冠状動脈バイパス術(OPCAB)を受ける患者で心筋傷害を減らすかどうか評価した。

・本無作為二重盲検試験では、患者99人は、2%キシロカイン(麻酔導入時に1.5mg/kg、引き続き2.0mg/kg/hで注入)か等量の生食を投与された。血清CK-MBとトロポニンI(TnI)濃度は、術前と、ICU入室時、術後6、24、48、72時間に測定された。心臓酵素、他の生物学的マーカーと術後の有害事象の発生率は、群間で比較された。

・TnIの中央値濃度(25-75%の四分位)は[0.90(0.43-1.81)対1.71(0.88-3.02)ng/ml;(P=0.027)]とCK-MB濃度は[6.5(3.9-12.3)対9.8(6.0-18.6)ng/ml;(P=0.005)]は、術24時間後に、対照群でよりリドカイン群で有意に低かった。さらに、リドカイン注入は、対照群に比して、術後にTnIとCK-MBj放出の曲線下面積をそれぞれ42%、27%減少させた。

・術中のリドカイン持続点滴は、OPCABを受ける患者で、心筋傷害を減らす。

[!]:今後は、OPCABでも白ラインにリドカインを追加してもらいましょう。

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