術後鎮痛用の硬膜外カテーテルの適当な留置長:硬膜外造影による評価

Appropriate length of epidural catheter in the epidural space for postoperative analgesia: evaluation by epidurography
Anaesthesia first published online: 18 AUG 2011

・現行診療上は、硬膜外腔に留置するべき硬膜外カテーテルの長さは、効果的術後鎮痛を目的とした標準化が行われていない。本前向き無作為化二重盲検研究では、術後鎮痛のために硬膜外腔に挿入されなければならない硬膜外カテーテルの最適な長さを決定しようとした。

・本研究では女性102人を対象に、3つの研究群(3、5、7cm挿入)に割り当てた。硬膜外カテーテルを挿入してから、硬膜外造影を実施した。 術後、平均ペインスコア、運動と知覚レベル、硬膜外カテーテルに関連した合併症を記録した。

・全研究時点で平均術後ペインスコアは統計的に有意差は見られなかった。運動と知覚遮断も統計学的有意差はなかった。片側の知覚性鎮痛は7cm群の患者1人で発生し、硬膜外カテーテル脱落が3cm群の患者4人で観察された。

・術後鎮痛用カテーテルに関連した合併症を最小にするための、硬膜外カテーテルの最適留置長は5cmである。

[!]:一般的には、「硬膜外カテーテルは5cm以上深く挿入しても迷走するだけだから、挿入長は最大でも5cmにとどめなさい。」と思っていたが、その通りということだ。

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