オフポンプCABGを受ける患者の脳酸素飽和度決定要因:観察研究

Determinants of cerebral oximetry in patients undergoing off-pump coronary artery bypass grafting: an observational study

European Journal of Anaesthesiology June 2010 - Volume 27 - Issue 6 - p 542-549

・OPCAB中の心臓の位置(ポジショニング)が近赤外線分光法で測定される脳局所酸素飽和度の変化と関係があるのか調査した。

・定時のOPCABを受ける患者35人で、脳酸素飽和度を近赤外線分光法で測定した。ベースライン値からの20%の減少は、脳低灌流であるとした。平均動脈圧、心係数、動脈血二酸化炭素分圧、中心静脈圧、ヘモグロビン濃度と体温は、同時に測定した。各値は、以下の時点で記録した:ベースライン、LAD・CX・RAの遠位側吻合のためのポジショニング後、心臓の元位置に戻した後、;そして閉胸後。ベースラインからの各々のパラメータの重要な変化は、重複測定分散分析法を使用して検出した。術中の脳酸素飽和度の決定要素は、汎用評価方程式によって分析した。

・脳酸素飽和度はLAD吻合中は一定のままで、CX(P = 0.001)とRAの吻合中、有意に減少した(P<;0.001)。脳低灌流は、7人の(20%)患者で見られた。ヘモグロビン濃度(P = 0.014)、動脈血CO2分圧(P = 0.001)、心拍出量の変化(P<;0.001)、そして、中心静脈圧(P = 0.014)は、脳酸素飽和度の変化の決定因子であった。

・OPCAB中の心臓の位置決めは、脳局所酸素飽和度の減少を招く。この減少は、心拍出量、ヘモグロビン濃度、動脈血CO2分圧と中心静脈圧の変化と関係している。

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