電子麻酔記録導入奮闘記 その28

■ 2009年10月1日:paperChart と電子カルテの連携のための工夫

 paperChart では最大31桁のファイル名しか付けることができない。他方、電子カルテに取り込むためには、病院コードや職員コードなど、さまざまな情報を含んだ104桁のファイル名を必要とする。

 そこで以下のように考えた。

(1)paperChart からは、「患者ID」+「記録開始日時」でファイル名を付してPDF出力を行う。

(2)ファイルを出力した直後に、このファイル名を「患者ID」と「記録開始日時」に分解する。

(3)「患者ID」と「記録開始日時」以外の情報を補って、R社電子カルテシステムに取り込み可能な104桁のファイル名に、名前を付け替える。

(4)電子カルテへのPDF取り込み用所定フォルダに放り込む。

 このステップのうち(2)~(4)をバッチ・スクリプトに記述しておき、それをPDFファイル出力直後に実行すれば、paperChart の弱点を補ってやることができる。

【paperChartからの出力ファイル名】(25桁)
「患者ID」+「 」+「記録開始日時」+「.PDF」

【電子カルテ側の取り込みファイル名】(104桁)
「患者ID(10桁)」+
[作成病院コード(3桁)・端末コード(4桁)・職員コード(8桁)・記録開始日時(14桁)]×3
+格納先コード(4桁)+科コード(2桁)+削除コード(1桁)+「.PDF」

以下が、ファイル名を変更するためのバッチ・プログラムである。


set hospcode="***"
set pccode="****"
set stcode="********"
set suffix="*******"

echo off
for %%a in (*_*.pdf) do call :sub "%%a"
move *.pdf \\xxxx\xxxxx\xxxxx
exit /b

:sub
set fname=%~1
set pid=%fname:~0,10%
set rtime=%fname:~11,14%
set rtime=%hospcode%%pccode%%stcode%%rtime%

set fname=%pid%%rtime%%rtime%%rtime%%suffix%
ren %1 "%fname%.pdf"
goto :EOF


 作成職員コードは、paperChart 側では含めることができないので、ダミーの麻酔科職員コードを作って、それを共通で使用するとことする。

 また、この処理は、paperChart がPDFファイルを出力した直後に実行しないといけないので PDF出力を行なう仮想プリンタ PrimoPDF のポストアクションで指定するプログラムに組み込めば可能だ。

つづく

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