加速度筋運動記録法によるモニタリングは筋力低下の症状を減らし、術後早期の回復の質を改善する

Intraoperative Acceleromyography Monitoring Reduces Symptoms of Muscle Weakness and Improves Quality of Recovery in the Early Postoperative Period
Anesthesiology: November 2011 - Volume 115 - Issue 5 - p 946-954

・麻酔から覚醒後の筋弛緩薬残存の主観的経験は、PACU在室中に、系統的に調べられたことがない。著者らは、加速度筋運動記録法(AMG)モニターを使用すれば、TOF比<0.9の患者の割合を少なくすることによって、麻酔からの回復中に残存麻痺の不快な症状を低減できると仮定した。

・患者155人は、無作為に術中加速度筋運動モニター(AMG群)か、従来型のTOFによる定性的モニター(対照群)を受けた。筋弛緩薬投与は標準化され、所定の基準が満たされた時点で抜管された。患者がPACUに入室した直後に、患者のTOF比をAMGを使って測定し、標準化された診察を行なって、残存麻痺の16症状と11徴候を評価した。この診察を、PACU入室後20、40、60分後に繰り返した。

・筋遮断残存(TOF比<0.9)の発生率は、AMG群で減少した(14.5% vs 50.0%、この差35.5% の 99%信頼区間[CI]は、16.4-52.6%、P<0.0001)。一般化線形モデルにより、AMG群の方が、全体的な筋力低下が少なく(0-10点で分類)、全時点を通じて筋力低下の症状が少ないことが示された(両分析で P<0.0001)が、PACU到着後の筋力低下の徴候数が少なく、どの時点でも群間には差がなかった。

・AMGモニターは筋弛緩残存の頻度と、付随するPACUでの筋力低下の不快な症状を減らし、回復の全体的な質を改善する。

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