■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2011-10-31




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p_________) (h_______) : 脊髄くも膜下麻酔後頭痛/脊麻後頭痛

(2) (__________n) : 凝集/集合

(3) (c_______) (b____) : クエン酸添加血

(4) (f______) (m_______) : 異物

(5) (t_______) : トラッピング/とらえこみ/捕捉


[解答]
(1)postspinal headache(2)aggregation
(3)citrated blood(4)foreign material
(5)trapping


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(呼吸) 日本アレルギー学会の気管支喘息重症度判定基準で、重症と判定されないのはどれか?
1) プレドニン20mg依存性
3) 意識障害を伴う大発作
5) 中発作が週4回
2) 小発作が毎日
4) 大発作が週2回


[解説] 日本アレルギー学会の気管支喘息重症度判定基準:重症度判定=発作強度判定+発作頻度判定、発作好発時期連続4週間の状態により、過去1年間の重症度を判定。発作強度は主に呼吸困難の程度で判定し、会話・動作・チアノーゼ・意識状態などの項目は参考事項とする。発作強度が混在する時は発作強度の重い方をとる。ステロイドを治療上必要とする場合は、発作頻度の如何にかかわらず中等症以上。またプレドニゾロン換算量1日10mg以上のステロイド依存性のある場合や大発作で1回でも意識障害を伴うような発作があった場合は、発作頻度のいかんにかかわらず重症とする。小発作が毎日ある場合は、中等症である。


[正解] 2 [出典] 呼吸管理必携P260





【問題3】(中枢神経) 緊急処置を要する頭痛はどれか?
1) 片頭痛
4) 三叉神経痛
2) 筋収縮性頭痛
5) 後頭神経痛
3) 緑内障


[解説] 緊急処置を要する頭痛には、クモ膜下出血、脳出血、脳腫瘍・脳膿瘍の急性増悪、激症型の脳炎・髄膜炎、高血圧性脳症など脳神経に関連したものの他、緑内障、側頭動脈炎、一酸化炭素中毒がある。このうち最も見逃してはいけないのは、くも膜下出血と髄膜炎である。くも膜下出血を単なる頭痛として処置したり、髄膜炎を単なる風邪と誤診すると取り返しの付かないことになる。一酸化炭素中毒は通常は状況から診断可能であり、同じ環境に戻ってすぐに悪化するなら暖房器具の点検が必要である。急性緑内障であれば、虹視の前兆、早期に激しい頭痛が突然起こること、視力障害、眼球圧痛があることなどが診断の手がかりとなる。


[正解] 3 [出典] 内科レジデントマニュアルP19





【問題4】(体液・電解質) pH=7.4のとき、血清カリウム値が2.5ならば、カリウムの不足量はどれくらいか?
1) 300mEq
4) 50mEq
2) 200mEq
5) 400mEq
3) 100mEq


[解説] 体内の総カリウム量は3000mEq(50mEq/kg)で、細胞外液中にあるカリウム量は50mEqであり、ほとんどが細胞内液中にあるので細胞外液である血清カリウム値から、その不足量は計算できないが、一応の目安として、pH=7.40の時、K=3、5→100mEq不足、K=3.0→200mEq不足、K=2.5→400mEq不足と覚えておく。


[正解] 5 [出典] クリティカル記憶術1P194

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