整形外科術後成人患者での静脈内イブプロフェンによる鎮痛の多施設無作為二重盲式偽薬対照試験

A Multi-Center,Randomized,Double-Blind Placebo-Controlled Trial of Intravenous-Ibuprofen (IV-Ibuprofen) for Treatment of Pain in Post-Operative Orthopedic Adult Patients

Pain Medicine Published Online: 30 Jun 2010

・成人の整形外科患者で、術前・術後の静脈内イブプロフェン(IV-イブプロフェン)投与が、偽薬と比較して、痛みとモルヒネ使用量を有意に減少させるかどうか調査した。

・合衆国6施設、南アフリカ2施設の8病院で行なった、多施設、無作為、二重盲験研究。定時の整形外科手術を受ける成人患者185人を対象に、最初の投与は術前に、以後6時間おきにIV-イブプロフェン800mgか、偽薬を無作為に投与した。加えて、全患者は、レスキュー・モルヒネの静脈内投与を受けた。

・ IV-イブプロフェンの有効性は、VAS(体動時と安静時)と言葉応答スケール(VRS)を使って痛みの自己評価を測った。術後のモルヒネ消費量も調査した。

・偽薬に比較して、IV-イブプロフェン群では、術直後の期間では、体動時VAS(AUC-VASM;P<0.001)で25.8%、安静時VAS(AUC-VASR;P<0.001)で31.8%、VRS(P< 0.001)で20.2%の減少が見られた。モルヒネ消費量は、30.9%少なかった(P<0.001)。処置に伴う有害事象の発生は、両群で同様であり、重大な有害事象の発生率に有意差はなかった。

・この前向き無作為化プラセボ対照試験では、IV-イブプロフェンの術前術後投与は、整形手術患者で痛みとモルヒネ消費量を有意に減らした。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック