リーディングからはじめよう!そして、リスニング
英語には、「リーディング(読む)」、「リスニング(聞く)」、「ライティング(書く)」、「スピーキング(話す)」という4つの技能面があるが、これは英語に限ったことではなく、語学学習はすべてこの4つの技能が対象となる。しかし、母国語に限って言うと、昔から「読み書き算盤(そろばん)」が基礎学力とされ、「聞く」「話す」は、基礎学力にさえ入っていないのだ。「聞く」「話す」はできて当たり前の技能というわけだ。
これに対し、英語の技能たるや、中学校・高校、さらに大学の教養課程で、合計8年間も英語に触れたにもかかわらず、「聞く」「話す」はもちろん、「書く」こともできないのが普通の日本人だ。かろうじてできるのが「リーディング」である。
しかし、そのリーディングでさえ、1万人の日本人がいて、ペーパーバックスを読める人がいったい何人いるだろうか。私は悲しいかな、ペーバーバックスはいまだに読めないし、読む気にならない。読むスピードが遅すぎて話しにならないからだ。
日本で普通に社会の一員として暮らしている限り、なかなか「ライティング」、「スピーキング」の機会はない。あえて自分でそういった機会を積極的に作らないとそういう時間は持てないのが普通だ。しかし、今、インターネットが普及したこの時代では、リーディングの機会は無限にある。パソコンをたたけばすぐに英文が目に飛び込んでくる。もちろん、インターネットを利用すれば、「ライティング」や「スピーキング」の機会さえ、作り出せるようになった。
インターネットの普及で語学学習、とくに英語の学習は非常に簡単にできるようになったのである。
では、日本で普通に暮らしながら、リーディングの次に習得しやすい英語の技能は何であろうか。私は、リスニングであると思う。テレビの副音声を出せば、「ニュース」で、「ドラマ」で、「映画」で、日常的にいろいろな場面で英語を耳にすることができる。
ところが、いざ英語の映画やドラマを字幕なしで聞き取ろうとしても、ほとんどできないことにすぐ気が付く。逆に、そんなことが簡単にできたら、あなたは明日からすぐ留学しても何の不自由もないかもしれない。ドラマや映画の英語こそ、待ったなしの本物の英語に他ならないからだ。「英語の映画を字幕なしで見れる」というのは、英語学習者の1つの到達目標かも知れないが、それはある意味「ほとんど最終目標」だと思ってよい。
日本語の会話でもそうだが、会話は省略が多すぎるし、早口だったり、少し訛りが入ったりで、非常に聞き取りが難しいのだ。都会に住んでいる日本人が、地方に旅行に行って、地元の人と会話すると、相手が何を言っているのか、しばらく考えないと意味を理解できないことも多い。同じ日本人同士でさえ、そうなのだから、映画の英語のセリフが聞き取れないからといって、落胆する必要はない。
まずは、ニュースのリスニングから入るのがお勧めだ。ニュース・アナウンサーは標準語で、省略のない文章を一定のスピードで読み上げてくれる。リスニングの教材としては最適だと思う。しかし、ここで、ひとつリスニングを始める前に、まず重要なことは、自分のリーディング・スピードが少なくとも150ワード/分以上になっていることである。リーディング・スピードがこれ以下である場合は、脳内回路がそのスピードで英文の文法解析を行なうことができていない証拠なので、聞いて理解できるはずがないのである。
リーディングは目から入った英語情報、リスニングは耳から入った英語情報、文法解析という共通経路を通って理解されると考えれば、これは納得できるかもしれない。リスニングに挑戦する前に、まずは「返り読み」をせずに、一気に英文を通読する練習をしてリーディング・スピードを上げる練習をするべきである。
ニュース・アナウンサーが話すのと同じスピードで読むことができるようになっても、それだけではリスニングはおぼつかない。目から入る情報では、同綴異義語を判別する必要性はほとんどないに等しい。それに対して、耳から入る情報では、同音異義語を判別しなくてはならないので、その判別のための判断時間が必要なのである。特に日本人は「R」と「L」、「B」と「V」、「S」と「TH」の聞き分けが難しいので、前後関係から判断しなくてはならないケースが多いことも一因である。
もしも、リーディング・スピードと聞き取りスピードが同じならば、この判別のために時間を費やしていると、次のフレーズを聞き逃してしまうことになる。では、どうすればよいのだろうか? そのためには、判別している最中も、音を聞きながら別のメモリーに音声を一時的に蓄えておき、判別が終了した時点で、その蓄えておいた音声を一気に早送りして、次のフレーズの解釈へと進むのである。この一時メモリー領域を確保し、できるだけ大きくすることが必要なのだ。
これに対し、英語の技能たるや、中学校・高校、さらに大学の教養課程で、合計8年間も英語に触れたにもかかわらず、「聞く」「話す」はもちろん、「書く」こともできないのが普通の日本人だ。かろうじてできるのが「リーディング」である。
しかし、そのリーディングでさえ、1万人の日本人がいて、ペーパーバックスを読める人がいったい何人いるだろうか。私は悲しいかな、ペーバーバックスはいまだに読めないし、読む気にならない。読むスピードが遅すぎて話しにならないからだ。
日本で普通に社会の一員として暮らしている限り、なかなか「ライティング」、「スピーキング」の機会はない。あえて自分でそういった機会を積極的に作らないとそういう時間は持てないのが普通だ。しかし、今、インターネットが普及したこの時代では、リーディングの機会は無限にある。パソコンをたたけばすぐに英文が目に飛び込んでくる。もちろん、インターネットを利用すれば、「ライティング」や「スピーキング」の機会さえ、作り出せるようになった。
インターネットの普及で語学学習、とくに英語の学習は非常に簡単にできるようになったのである。
では、日本で普通に暮らしながら、リーディングの次に習得しやすい英語の技能は何であろうか。私は、リスニングであると思う。テレビの副音声を出せば、「ニュース」で、「ドラマ」で、「映画」で、日常的にいろいろな場面で英語を耳にすることができる。
ところが、いざ英語の映画やドラマを字幕なしで聞き取ろうとしても、ほとんどできないことにすぐ気が付く。逆に、そんなことが簡単にできたら、あなたは明日からすぐ留学しても何の不自由もないかもしれない。ドラマや映画の英語こそ、待ったなしの本物の英語に他ならないからだ。「英語の映画を字幕なしで見れる」というのは、英語学習者の1つの到達目標かも知れないが、それはある意味「ほとんど最終目標」だと思ってよい。
日本語の会話でもそうだが、会話は省略が多すぎるし、早口だったり、少し訛りが入ったりで、非常に聞き取りが難しいのだ。都会に住んでいる日本人が、地方に旅行に行って、地元の人と会話すると、相手が何を言っているのか、しばらく考えないと意味を理解できないことも多い。同じ日本人同士でさえ、そうなのだから、映画の英語のセリフが聞き取れないからといって、落胆する必要はない。
まずは、ニュースのリスニングから入るのがお勧めだ。ニュース・アナウンサーは標準語で、省略のない文章を一定のスピードで読み上げてくれる。リスニングの教材としては最適だと思う。しかし、ここで、ひとつリスニングを始める前に、まず重要なことは、自分のリーディング・スピードが少なくとも150ワード/分以上になっていることである。リーディング・スピードがこれ以下である場合は、脳内回路がそのスピードで英文の文法解析を行なうことができていない証拠なので、聞いて理解できるはずがないのである。
リーディングは目から入った英語情報、リスニングは耳から入った英語情報、文法解析という共通経路を通って理解されると考えれば、これは納得できるかもしれない。リスニングに挑戦する前に、まずは「返り読み」をせずに、一気に英文を通読する練習をしてリーディング・スピードを上げる練習をするべきである。
ニュース・アナウンサーが話すのと同じスピードで読むことができるようになっても、それだけではリスニングはおぼつかない。目から入る情報では、同綴異義語を判別する必要性はほとんどないに等しい。それに対して、耳から入る情報では、同音異義語を判別しなくてはならないので、その判別のための判断時間が必要なのである。特に日本人は「R」と「L」、「B」と「V」、「S」と「TH」の聞き分けが難しいので、前後関係から判断しなくてはならないケースが多いことも一因である。
もしも、リーディング・スピードと聞き取りスピードが同じならば、この判別のために時間を費やしていると、次のフレーズを聞き逃してしまうことになる。では、どうすればよいのだろうか? そのためには、判別している最中も、音を聞きながら別のメモリーに音声を一時的に蓄えておき、判別が終了した時点で、その蓄えておいた音声を一気に早送りして、次のフレーズの解釈へと進むのである。この一時メモリー領域を確保し、できるだけ大きくすることが必要なのだ。
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