■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2011-11-07




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (i_________) (v____) : 吸気弁

(2) (__________n) : 機能不全/機能障害

(3) (u______) (t____) (i________) : 尿路感染

(4) (t____) (a_________) (h____) : 完全人工心臓

(5) (________n) : 爆発


[解答]
(1)inhalation valve(2)malfunction
(3)urinary tract infection(4)total artificial heart
(5)explosion


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(プロスタノイド) 次のうち正しいのはどれか。

ア:トロンボキサンA2(TXA2)による血小板凝集はサイクリックAMPの増加を介する。

イ:ロイコトリエンB4(LTB4)はLTC4よりも強い多核白血球の遊走活性化作用を持つ。

ウ:血小板活性化因子(PAF)は細胞膜リン脂質より産生される。

エ:腫瘍壊死因子(TNFα)はマクロファージの活性化により産生されるペプチドである。

オ:エイコサペンタエン酸から産生されるプロスタノイドは血栓形成能が高い。


[解説] トロンボキサンA2(TXA2)は血小板内cyclic AMP を減少させて、血小板粘着能を増加させる。TXA2は強力な血管収縮及び気管支収縮作用を持つ。ロイコトリエンB4(LTB4)はLTC4よりも強い多核白血球の遊走活性化作用を持つが、血管透過性亢進作用は弱い。LTC4は気管支平滑筋腫縮作用、細動脈収縮作用、血管透過性亢進作用が強い。血小板活性化因子(PAF)はホスホリパーゼA2の作用により細胞膜リン脂質より産生される。腫瘍壊死因子(TNFα)はマクロファージの活性化により産生されるペプチドである。エイコサペンタエン酸から産生されるプロスタノイドのうち、トロンボキサンは血小板粘着性を増加させるのに対し、プロスタサイクリンは逆に血小板凝集抑制作用を有している。


[正解] (イ)、(ウ)、(エ) [出典] 第31回麻酔指導医認定筆記試験:A19




【問題3】(心臓・血管) ペースメーカーコードの第1文字は何を表すか?
1) 応答様式
3) 刺激部位
5) 抗頻拍作用
2) 検知部位
4) プログラム機能


[解説] ペースメーカーコードの第1文字=刺激部位を、第2文字=検知部位、第3文字=応答様式、第4文字=プログラム機能・レート調節機能、第5文字=抗頻拍作用を表す。安静時には心拍数を減らし、必要な時に心拍数を上げられるrate responsive(心拍応答)機能(R)を有するペースメーカであれば、VVIRとかDDDRのうように表示される。


[正解] 3 [出典] クリティカル記憶術2P278





【問題4】(中枢神経) 脳出血のうちもっとも呼吸障害をきたしやすいのはどれか?
1) 視床出血
4) 被殻出血
2) 皮質下出血
5) 小脳出血
3) 橋出血


[解説] 橋出血:突然の意識障害をきたし予後は悪い(脳ヘルニアを発生しやすいため)。四肢麻痺、縮瞳(pinpoint pupils)、ocular bobbingを呈する。呼吸異常(チェーンストークス呼吸、中枢性過換気)、頻脈、高体温、両側除脳硬直、橋=脳幹部に対する手術は禁忌である。


[正解] 3 [出典] クリティカル記憶術2P36

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