挿管小児で術後咽頭痛の予測因子

Predictors of postoperative sore throat in intubated children
Pediatric Anesthesia Article first published online: 8 NOV 2011

・挿管に引き続く術後咽喉頭痛(POST)の発生率は、小児集団ではっきりしていない。 病因は多因子性で、「カフあり」、あるいは「カフなし」チューブが与えた圧力の結果としての声門下粘膜灌流障害と浮腫を含む。本研究の目的は、待機的日帰り手術を受ける挿管された小児で、POSTの発生率とリスク因子を調査することであった。

・3-16歳の患者500人を前向きに研究した。気管チューブ(ETT)の選択(カフありか、カフなし)は麻酔科医に任せられた。聞き取れるリーク音が消失するまで、あるいは、カフ圧計を使って規定圧にカフを膨らませた。次に、研究チームがカフ圧(CP)を測定した。 POST発生率と程度を、日帰り手術室から退院する前に患者と面談して測定した。カイ二乗テストと Stepwise logistic regression を使用して、POSTの予測因子を決定した。

・111人(22%)の小児が咽喉頭痛を生じ、19人(3.8%)が頸部の痛みを、5人(1%)が顎の痛みを訴えた。カフなしETTで挿管された場合の37%に比較して、カフありETTの患者で19%が咽喉頭痛を訴えた。POSTの発生率は、CPが上がるにつれて増加した; CP 0cmH2Oで0-10%、CP 11-20cmH2Oで4%、21-30cmH2Oで20%、31-40 cmH2Oで68%、CP>40cmH2Oで 96%。ETT CPとカフなしETTの使用は、POSTの単変量予測因子であった。

・カフなしETTで挿管される小児の方がPOSTを発生しやすそうである。ETT CPは、POSTの発生率と明らかに相関している。 カフありETTを使用する場合は、術中に常にCPを測定するべきである。

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