■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2012-01-05




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (_____________m) : 筋電図

(2) (m_______) : マニフォールド/集合管/多岐管

(3) (e__________) : 排泄/排除/放出/除去

(4) (n__________) : 正常二酸化炭素状態

(5) (a__________) (l______) (s________) : 筋萎縮性側索硬化症


[解答]
(1)electromyogram(2)manifold
(3)elimination(4)normocarbia
(5)amyotrophic lateral sclerosis


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(外傷患者と熱傷患者の麻酔) 熱傷に伴ってみられるものはどれか。

ア:スキサメトニウム投与による高度の高カリウム血症

イ:非脱分極性筋弛緩薬に対する感受性上昇

ウ:麻薬必要量の増加

エ:非脱分極性筋弛緩薬の拮抗困難

[解説] 熱傷が起きてから24時間すると、スキサメトニウムにより高カリウム血症、心停止を起こす危険が高くなる。非脱分極性筋弛緩薬に対する感受性は低下する。麻薬の必要量は増加する。


[正解] (ア)、(ウ) [出典] 麻酔科クリニカル問題集



【問題3】(呼吸) 気道管理について正しいのはどれか?

ア:上喉頭神経外枝は、声帯の緊張を高める後輪状披裂筋の運動をつかさどる。

イ:「PaCO2>55mmHg(慢性呼吸不全患者を除く)」は、気管挿管の客観的基準のひとつである。

ウ:オリジナルのMallanpati分類は5分類であった。

エ:上喉頭神経は迷走神経の分枝である。

オ:声帯の唯一の外転筋は、後輪状披裂筋である。


[解説] ア:×:上喉頭神経外枝は、声帯の緊張を高める輪状甲状筋の運動をつかさどる。
イ:○:「PaCO2>55mmHg(慢性呼吸不全患者を除く)」は、気管挿管の客観的基準のひとつである。
ウ:×:オリジナルのMallanpati分類は3分類であった。その後、Samsoon and Youngによって4分類に変更された。近年、開口状態で喉頭蓋が見える場合をClass 0として5分類する場合もある。
エ:○:上喉頭神経は迷走神経の分枝である。内外の2枝に分かれ外枝は主として運動性、内枝は知覚性である。
オ:○:声帯の唯一の外転筋は、後輪状披裂筋である。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p48-56





【問題4】(呼吸) 呼吸仕事量は、全エネルギー代謝の何パーセントか?
1) 2~3%
4) 7~8%
2) 1%以下
5) 10~15%
3) 5~6%


[解説] 通常呼吸仕事量は、全エネルギー代謝の2~3パーセント程度であるが、呼吸不全状態では、その10倍つまり全エネルギー代謝の20~30%にも達し得る。したがって、呼吸不全時には酸素化を改善するのみならず、この増大した呼吸仕事量を軽減するためにも人工呼吸と適度な鎮静は必要である。


[正解] 1 [出典] 内科レジデント実践マニュアルP90

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