大量輸血を受けた戦闘犠牲者での急性肺障害に関連する要因:後ろ向き分析

Factors associated with acute lung injury in combat casualties receiving massive blood transfusions: A retrospective analysis
Journal of Clinical Care published online 09 January 2012.

・私たちは、血液成分製剤による治療よりも、温新鮮全血(WFWB)の使用が外傷患者の急性肺障害(ALI)の割合を変化させるかどうか決定しようとした。

・戦闘支援病院で、大量輸血を受けた患者で、後ろ向きにALI の割合を分析した。ALI の患者は、ALIを発症しなった患者と、人口統計的データ、外傷の種類、重症度、投与晶質液量、WFWB への暴露の点について比較された。ロジスティック回帰を使用してALI に関連した変数を同定した。

・コホートは591例の患者を含んだ(平均年齢 28±8.1歳、男性が 96.7%)。急性肺傷害は 11.2% で発生し、 34.4 % が WFWB を投与された。外傷の種類、疾患重症度、投与された昌質液量で調整後、WFWBは依然として ALI と関係していた(補正オッズ比 [AOR]、1.06; 95% 信頼区間 [CI]、1.00 1.13)。ALI 患者のほぼ2/3はWFWBを投与されていなかった;WFWB の使用と関連した要因も調べた。疾患重症度(AOR、1.18; 95 %CI 1.02 1.35)、晶質液使用量(AOR、1.12; 95 %CI、1.06 1.18)、組換えVIIa因子の使用(AOR、1.94;95 %CI、1.06 3.57)、US市民であることが WFWB の使用と相関した。

・温新鮮全血の使用は、ALI のリスクを増大させるかもしれないが、これはWFWB を投与された患者での外傷の大きさと晶質液使用量が多いことによって不明確となる。

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