セプティック・ショック患者での輸液反応性の予測:FloTrac/Vigileo の SVV と PP

Prediction of fluid responsiveness in septic shock patients: comparing stroke volume variation by FloTrac/Vigileo and automated pulse pressure variation
European Journal of Anaesthesiology: February 2012 - Volume 29 - Issue 2 - p 64-69

・本研究の目的は、人工呼吸されているセプティック・ショック患者で、FloTrac/Vigileo で自動的に連続測定して得た stroke volume variation (SVV) と IntelliVue MP で測定した pulse pressure variation (PPV) の輸液反応性予測能を評価し比較することであった。

・42人のセプティック・ショック患者を前向きに研究した。SVV、PPV、他の血行動態データを 6% ハイドロキシエチ
ル澱粉 500ml を投与する前後で記録した。反応者とは、輸液負荷後に一回拍出量係数(SVI)が 15% 以上増加したものと定義した。

・24 人(57.1%)の患者が輸液反応者と分類された。前の SVVは、前の PPBに相関した(r=0.96, P<0.001)。SVV と PPV は非反応者よりも反応者で有意に高かった(それぞれ、15.5±4.5 vs. 8.2±3.3% と 16.4±5.2 vs. 8.3±3.5、共に P<0.001)。SVV [0.92、95% 信頼区間 0.832-1.00] とPPV [0.916、95 % 信頼区間 0.829ー1.00)] のROC曲線下面積に差はなかった。輸液反応性を予測すする最適閾値は、SVVでは 10% (感度 91.7 % と 特異度 83.3 % )、PPVでは 12% (感度 83.3 % と 特異度 83.3 %)であった。我々の結果は、動脈ラインの設置部位とは無関係であった。

・FloTrac/Vigileo によって得られた SVV と IntelliVue MP モニターで得た自動化 PPV は、規則的な心臓リズムがあり一回換気量> 8ml/kg の受動的に換気されているセプティック・ショック患者では、輸液反応性を予測する性能においては同等であることが示された。

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