脊椎矯正手術のウェークアップ・テスト中の BISと意識との関連

Bispectral index and their relation with consciousness of the patients who receive desflurane or sevoflurane anesthesia during wake-up test for spinal surgery for correction
Korean J Anesthesiol. 2012 Jan;62(1):13-18.

・脊柱後弯・側弯症の手術では、脊髄機能が正常であることを確認するためにウェークアップ・テスト wake-up test が必要な場合がある。言葉による命令に患者がいつになったら反応できるか予測するのは困難である。我々は、デスフルランとセボフルラン麻酔中に、BIS の有効性と、ウェークアップテストでの患者の意識レベルとの関連性を評価した。

・脊椎矯正手術の患者をデスフルラン群とセボフルラン群にそれぞれ 18 人ずつ登録した。BIS 値、血圧、心拍数、意識状態、ウェークアップ・テスト中に患者が反応した時間を測定した。

・従命で患者がグーをした時の BIS値(T3)は、デスフルランで、86.7±7.5、セボフルランで 90.3±5.4 であった。デスフルラン群の患者の方がセボフルラン群よりも覚醒までの時間が有意に短かった(6.9±1.8 分 vs 11.8±3.6 分)。しかし、言語による命令に反応するまでの時間と言語命令に反応して患者が足先を動かした時間との間隔には群間差がなかった。どちらの群でもウェークアップ・テストの記憶はなかった。

・BIS を使用して得られた値から、ある程度患者の反応時間を予測することができ、デスフルランとセボフルラン麻酔中には有用である。さらに、デスフルランは、セボフルランよりも言葉による命令に早く反応することが可能で、ウェークアップ・テストを早く行うことができた。

[!]:ウェークアップ・テストには、確かに BIS とデスフルランが有用だろうな。

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