ロクロニウムのプライミング、硫酸マグネシウム、それらの併用を比較する無作為対照試験

A randomised controlled trial comparing rocuronium priming, magnesium pre-treatment and a combination of the two methods
Anaesthesia published online: 15 MAR 2012

マグネシウム31.png・硫酸マグネシウムとロクロニウムのプライミングの併用が、それぞれ単独で使用した場合に比べて、筋弛緩の発現が短縮されるかどうか調査した。

・全身麻酔を予定された 92 人は無作為に 4 群のうちの 1つに割り当てられた:対照群には、 0.6mg/kg のロクロニウムを投与され;プライミング群では、0.54mg/kg の本投与に先立ち 0.06mg/kg のロクロニウムを 3 分前に投与した;マグネシウム群ではロクロニウム投与の前に 50mg/kg の硫酸マグネシウムの注入を行い、プライミング&マグネシウム群では硫酸マグネシウムとプライミング量のロクロニウムをともに投与された。気管挿管はロクロニウム本投与 40 秒後に試みられた。筋弛緩発現までの時間が主要転帰であった;筋弛緩の持続時間と挿管時条件も測定された。群割り当てと、研究薬剤はコード化されて統計解析が完了するまでは伏せられた。

・プライミング&マグネシウム群で最も発現時間の平均(SD)が短く(55 (16)秒;p<0.001)、挿管条件も最良であった(p<0.05)。筋弛緩の持続時間には統計的な差は見られなかった。副作用については、灼熱感、あるいは熱感がマグネシウム群とプライミング&マグネシウム群でそれぞれ 8人(35%)と 6人(26%)で報告された。

・硫酸マグネシウムとロクロニウムのプライミングの併用は、それぞれ単独で投与した場合に比べて、筋弛緩の発現を加速し、迅速導入の気管挿管条件を改善した。

[!]:0.9mg/kg とか大量に使わなくても、マグネシウムとプライミング・プリンシプルを併用すれば、かなり挿管操作までの時間を短縮できると。

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