単孔式腹腔鏡検査は疼痛が軽度か?単孔式(SPA)と従来型腹腔鏡検査間で後ろ向きコホート分析

Does single-port access (SPA) laparoscopy mean reduced pain? A retrospective cohort analysis between SPA and conventional laparoscopy
European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology Volume 162, Issue 1 , Pages 71-74, May 2012 .

・本研究の目的は、良性婦人科付属器疾患があると推定される患者で、単孔式(SPA)と従来型腹腔鏡検査の間で、疼痛を含む術中術後の転帰を比較することであった。

・スンキュンクァン医科大学(サムスン医療センター、ソウル、韓国)で後向きコホート研究を実施した。各群の全ての手術は、単独の外科医によって連続して行われた。

・各群につき 94 人、合計 188 人の患者が登録された。術前の基本特性は、群間で同様であった。腹腔鏡検査 24 時間後の VAS 疼痛スコアは、従来型腹腔鏡検査群よりも SPA 群で低かった(2[0-7] vs 3[2-6]、P=0.006)。そのうえ、SPA群の方が従来群と比較して、患者一人当たりの術後に補助鎮痛薬の使用(非経口ケトプロフェン筋肉注射、1A = 100mg )が少ないことがわかった(1A[0-7] vs 2A[0-6]、P=0.010)。

・これらの結果は、術後疼痛を軽減する点で、従来型腹腔鏡検査よりも SPA 腹腔鏡検査が優れていることを示唆する証拠を増すものである。今回の知見を確認し、生活の質や美容性など長期的転機を調査するためには、更なる大規模な無作為対照試験が必要だ。

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