シリンジを使った簡易カフ圧調節について

 今回の第59回 日本麻酔科学会に出席するまで、ほとんど抄録集に目を通さずにいたので、「シリンジを使った簡易カフ圧調節」について、相澤病院 手術センター麻酔科の槇 誠俊, 松本 さゆき, 平沼 多加志, 丹下 大祐, 山本 基佳, 小笠原 隆行先生方が、 ポスターセッションで、「[P1-45-3] LMAにおける10mlシリンジを用いた簡便なカフ内圧調節方法の検討」と題した報告をされているの拝見して、たいへん申し訳ないブログを書いたものだと少し後悔しました。

 十分事前に抄録集に目を通していれば、失礼がなかったのに・・・。申し訳ありませんでした。

 抄録に記載されている、「30例の内、カフ内圧は23.9±5.3cmH2O(平均±標準偏差)であった。」という内容から、おそらく使用されたシリンジは、テルモ社製のシリンジであったと推察いたします。

 ご報告のように、テルモ社の Quality Control が行き届いているためか、、きわめて SD が小さく、シリンジの特性はほとんどロットによるばらつきがないようです。

 シリンジによる簡易カフ圧調節は、使用するシリンジのメーカーによってかなり異なるようですので、実践する前には、必ず、各病院で使用されているシリンジのメーカーを確認し、実際に動摩擦係数と拮抗する圧を各自確認の上で、実践していただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 以下は、参考過去ログ・リストです。
 
「知らなきゃ損!! 超簡単、 気管チューブの最適カフ圧設定法」
「知らなきゃ損!(Part 2)超簡単、 ラリンジアルマスクの最適カフ圧設定法(おいおい)」
「知らなきゃ損!(Part 3) 最適カフ圧を設定するために」
「気管チューブのカフを膨らませるのに、ディスポ・シリンジを使用した新テクニックの有用性」
「気管チューブ・カフの圧を逃がすのに使用するシリンジを選ぶ際にはメーカーとサイズが問題」
「気管チューブ・カフの圧調整に使用するシリンジ(トップの場合)」

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