気管挿管を容易にするための声門上気道器具を通しての挿管イントロデューサの使用

Use of intubation introducers through a supraglottic airway to facilitate tracheal intubation: a brief review
Canadian Journal of Anesthesia published online 01 June 2012

・本稿は、正常と困難気道の管理において挿管テクニックの代わりとして、声門上気道器具(SGA)を通して気管挿管を容易にするためのイントロデューサやカテーテルの使用法とその有効性についての文献のレビューである。

・関連記事は、メドライン(1948年~2011年7月)から得た。記事をその後、相互参照して追加文献を得、英語で出版された記事のみを含めた。

・本レビューで、我々は、LMA ClassicTM、LMA UniqueTM、LMA ProSealTM、LMA SupremeTM、AuraOnceTM、i-gelTM を使用した 32 件の報告を、気管挿管の SGA 導管と見なした。13 件の記事では、Aintree Intubation Catheter の使用が、気管挿管のイントロデューサとして記載され、待機的でも緊急状況でも、高い成功率を得る結果となった。8 研究ではガイドワイヤーでの交換カテーテル法を使用した。ガイドワイヤーを使用した盲目的挿管は不成功率が高い結果となったが、これらの研究から、気管支ファイバーの使用が挿管の成功を向上させることが分かった。10 研究から、ガムエラスティック・;ブジーを挿管のイントロデューサとして気管支ファイバーとともに挿入すると、盲目的なブジー挿入に比較して、高い成功率を有することを示した。1 件の記事は、気管挿管の中間段階として細い気管チューブの使用を記載していた。

・挿管がうまく行かない状況では、 LMA Classic や LMA ProSeal といった声門上気道器具を気管挿管の導管として役立てることができる。イントロデューサやカテーテルを使用した多くのテクニックにより、とくに気管支ファイバーでガイドすれば、適切なサイズの気管チューブを挿入することができる。声門上気道器具を通してイントロデューサやカテーテルを使用する方法は、困難気道の管理において、挿管法の有用な選択肢となるであろう。

[!]:自分でもやってみたいと考えていたのだが、今回の麻酔科学会での以下の発表はちょっと注目だった。
[P1-45-6] Air-Qを使った挿管時でのトラキライトの有用性の検討
An examination of intubation by Air-Q and Trachlight
山根 毅郎1, 松田 知之1, 森下 洋子1(1.第二岡本総合病院 麻酔科)

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