全身麻酔中の術中呼吸管理についての多施設観察研究:一回換気量と体重との関係

A multicentre observational study of intra-operative ventilatory management during general anaesthesia: tidal volumes and relation to body weight
Anaesthesia first published online: 18 JUN 2012

・術中に大きな一回換気量(≧10 mL/kg 理想体重)を用いる頻度決定し、またこの行為に関連した患者側の因子を特定するために、人工呼吸の設定法を明確にする、多施設前向き観察研究を実施した。

・49 病院の 97 麻酔室で研究した 2960 人の患者のうち、重量式換気モードが最も一般的に使用されていた(85%)。一回換気量の平均(SD)は、533(82) mL ; 7.7(1.3)mL/kg 実体重、8.8(1.4)mL/kg 理想体重 であった。381人の患者(18%)の肺は、一回換気量>10 mL/kg 理想体重 により換気されていた。

・性別が女性(OR 5.58 (95%CI 4.20-7.43))、ロジスティクス回帰により、低体重(OR 0.06 (95%CI 0.01-0.45))、過体重(OR 1.98 (95%CI 1.49-2.65))、肥満(OR 5.02 (95%CI 3.51-7.16))、高度肥満(OR 10.12 (95%CI 5.79-17.68)、病的肥満(OR 14.49 (95%CI 6.99-30.03))が、麻酔中に大きな一回換気量を用いる、有意な独立因子であった(P<0.005)。

[!];ここでもやはり、「女子と肥満に気を付けろ!」か。

<関連文献>
術中換気:全身麻酔中の過大な1回換気量を設定される頻度と危険因子

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