高感度心臓トロポニン T は、ショック患者で 1 年死亡率を予測するのに心エコーよりも優れている

High-sensitive cardiac Troponin T is superior to echocardiography in predicting 1-year mortality in patients with SIRS and shock in intensive care
BMC Anesthesiology 2012, 12:25 doi:10.1186/1471-2253-12-25 Published: 24 September 2012

・重症患者では、 左室(LV)機能障害が文書で十分に裏付けられている。ショックで患者で、心臓バイオマーカーおよび心エコー検査法による左室機能パラメータに関連して 1 年死亡率を評価した。

・49 人の患者についての前向き観察コホート研究である。Bナトリウム利尿ペプチド(BNP)、高感度トロポニンT(hsTNT)、経胸壁心エコー検査法(TTE)は、研究対象となった後 12 時間以内に評価された。LV 収縮能は、駆出率(LVEF)、平均心房心室面変位(AVPDm)、組織ドップラー速度イメージのピーク値、LV 流出路での速度時間積分(LVOT VTIi)。LV 拡張機能は経僧房弁パルスドップラー(E, A, E/A, E-減速時間)、組織ドップラー指数(e, a, E/e)、左房容量(La volume)で評価された。APACHEⅡと SOFA スコアが計算された。

・hsTNT は生存群よりも非生存群で有意に高かった(60 [17.0-99.5] vs 168 [89.8-358] ng/l, p=0.003)。他の単変量死亡予測因子は、APACHE Ⅱ(p=0.009)、E/e (p=0.023)、 SOFA (p=0.024)、年齢(p=0.031)であった。BNP(p=0.26)や全ての LV 収縮機能パラメータ(LVEF p=0.87, AVPDm p=0.087, TDIs p=0.93, LVOT VTI p=0.18)については生存群と非生存群で異ならなかった。.多変量ロジスティック回帰分析では、hsTNT が 1年死亡率の唯一の独立危険因子として確認された(p=0.010)。

・hsTNT は、ショック患者の 1 年死亡率の唯一の独立予測因子であった。BNP も心エコー・パラメータも、独立した予後予測的価値を有さなかった。ショックで患者で hsTNT 高値の臨床的重要性を確立するためには更なる研究が必要である。

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