帝王切開後の術後鎮痛として、硬膜外ブピバカイン+マグネシム/モルヒネを比較

A comparison of epidural magnesium and/or morphine with bupivacaine for postoperative analgesia after cesarean section
International Journal of Obstetric Anesthesia Volume 21, Issue 4 , Pages 310-316, October 2012

マグネシウム42.png・マグネシウムは、モルヒネの抗侵害受容性作用を強化することができる。帝王切開中に、マグネシウムを硬膜外モルヒネに加える鎮痛効果を確認するために、本前向き無作為化二重盲式研究を実施した。

・脊硬麻下に帝王切開を受ける 200 人の患者が募られた。クモ膜下ブピバカイン 10mg 投与後、患者は 4 種類の硬膜外研究溶液の 1 つを投与されるよう無作為割付けされた: 0.1% ブピバカイン 10mL(B群);0.1% ブピバカイン 10mL+モルヒネ 1.5mg(B+Mor 群); 0.1% ブピバカイン 10mL +マグネシウム 500mg(B+Mg 群);0.1% ブピバカイン 10mL モルヒネ 1.5mg +マグネシウム 500mg(B+Mor+Mg 群)。主要転帰は、術後 36 時間中の VAS ペインスコアの曲線下面積であった。副次転帰は、レスキュー鎮痛薬使用までの時間、患者満足度、副作用を含んだ。

・B+Mor+Mg 群患者は、安静時と運動時の双方で、ペインスコア、ペインスコア曲線下面積が低く、最初の鎮痛薬必要までの時間が長く、術後 24 時間の時点での満足度スコアが高かった。

・硬膜外 0.1% ブピバカイン 10mL に、マグネシウム 500mg と モルヒネ 1.5mg の追加は、モルヒネ、マグネシウム単味や、添加物の追加なしの場合に比較して、術後疼痛を軽減した。

<関連記事>

1.胸腔鏡補助下胸部手術後の術後慢性痛の発生頻度に及ぼす硬膜外マグネシウム投与の効果

2.帝王切開で、硬膜外ブピバカイン+フェンタニルにマグネシウムを追加した効果

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック