術後鎮痛のために帝王切開分娩時にトラマドールとレボブピバカインの創部浸潤

Tramadol and levobupivacaine wound infiltration at Cesarean delivery for postoperative analgesia
Journal of Anesthesia published online 08 November 2012

・今回の研究の目的は、レボブピバカインとトラマドールの創部浸潤が帝王切開後、術後疼痛を軽減して、分娩直後の期間に鎮痛薬の必要性を減らすかどうか調査することであった。

・全身麻酔下に待機的帝王切開予定の 90 人の患者(年齢 18歳~40歳)は、3 群の 1 つに、無作為に割り当てられた: プラセボ群(P 群)は、0.9% 食塩液 20mL を創部局所に浸潤された; レボブピバカイン群(L 群)は、0.25% レボブピバカイン 20mL を創部局所に浸潤された; トラマドール群(T 群)は、トラマドール 1.5mg/kg を含有する 0.9% 食塩液 20mL を創部局所に浸潤された。子宮切開創と直腸筋膜を閉鎖した後、皮膚創縁に沿って皮下に溶液 20mL を浸潤した。主要転帰は、24 時間のトラマドールの消費量であった。副次転帰は、記録された VAS スコア、ジクロフェナクの必要量、発熱、嘔吐、創部感染症であった。

・術後 15分 の時点で、VAS スコアは、P 群よりも、T 群と L 群で低かった(P=0.0001)。24 時間の平均トラマドール消費量は T 群で最も低く(P= 0.0001)、それは P 群よりも L 群の方が低かった(P=0.007)(それぞれ、T、L、P 群で 401.6、483.3、557.5mg)。補助鎮痛薬(レスキューのジクロフェナク用量)の必要量については、群間に差はなかった(P>0.05)。

・全身麻酔下に帝王切開をける患者で、トラマドールとレボブピバカインの創部浸潤は、術後鎮痛の良い選択肢となる可能性があると結論する。

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