帝王切開でのトラネキサム酸:二重盲式偽薬対照無作為臨床試験

Tranexamic acid for cesarean section: a double-blind, placebo-controlled, randomized clinical trial
Archives of Gynecology and Obstetrics published online 111 Nobember 2012

トラネキサム酸4.png・帝王切開で出産する患者で分娩時と分娩後出血を減らすのにトラネキサム酸の静脈内投与の効能と安全性を評価することを目的とした。

・対象は正常妊娠の健康な女性で在胎月齢を問わず、帝王切開を施行した患者である。帝王切開を受けた 223 人の患者は、二重盲式偽薬対照試験に登録された。 トラネキサム酸 20cc と 5% ブドウ糖溶液 20cc を、帝王切開の開始 10 分前に患者に静脈内投与した;研究群(n=101)と対照群(n=122)。帝王執刀後の術後期の出血量、ヘモグロビンとヘマトクリット値の減少を計測した。平均経過追跡期間は、手術後 2 週間であった。

・トラネキサム酸は、術中・術後の出血量を減らした。静脈血栓塞栓症、胃腸症状、過敏症といった TA に原因する合併症は、観察されなかった。

・本研究で、帝王切開で出産する患者で分娩時、分娩後出血を減らすのに、トラネキサム酸は効果的であることが確認された。一部の産科医がまだその血栓症の危険性について懸念しているが、今回の研究で、前記患者群で問題なく使用できることが明らかとなった。

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