大腸内視鏡検査中の鎮静剤必要量に及ぼす処置前不安の影響

The effect of pre-procedure anxiety on sedative requirements for sedation during colonoscopy
Anaesthesia first published online: 20 NOV 2012

colon-camera-colonoscopy-doctor-patient.png・本研究は、処置前の不安(Beck Anxiety Inventory を使って評価された)が、大腸内視鏡検査に際して鎮静を受ける 135 人の患者で鎮静剤の必要量に及ぼす効果を調査した。

・深い鎮静は、意識消失と大腸内視鏡検査に無反応と定義され、プロポフォール TCI によって達成された。患者の特徴、基本的な血行動態プロフィール、Back Anxiety Inventory スコア、意識消失時のプロポフォール効果部位濃度、回復の特徴を記録した。

・Beck Anxiety Inventory スコアと、意識消失時点でのプロポフォール効果部位濃度やベースラインの血行動態との間には、なんら相関関係は見られなかった。不安の程度が異なる患者群間で、回復の特性になんら統計学的な差はなかった。

・結論として、大腸内視鏡検査に際して、深い鎮静を受ける患者では、処置前不安の程度は、鎮静剤の必要量や処置後の回復特性には関係しなかった。

[!]:直観的には、なんとなく不安の強い患者の方が大量の鎮静剤が必要なような気がするが、不安を感じる意識レベルと、意識喪失レベルとでは、相当な開きがあるから、鎮静剤の必要量には差がないという結果になるのだろうな。

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