OPCAB で、デキスメデトミジン注入のモルヒネ使用量節約効果

The Impact of Dexmedetomidine Infusion in Sparing Morphine Consumption in Off-Pump Coronary Artery Bypass Grafting
SEMIN CARDIOTHORAC VASC ANESTH Published online before print October 29, 2012,

・オフポンプ冠状動脈バイパス術(OPCAB)からの回復は、病院と ICU 収容期間の両方の点で、従来の冠状動脈バイパス術よりも有利なことが報告されてきた。デキスメデトミジンは、成人と小児の心臓手術で麻薬の補助薬として成功裏に使用された選択的α2 作用薬である。本研究の目的は、OPCAB を受ける患者で、デキスメデトミジンが、回復、麻薬の総消費量、在院期間、ICU 在室期間に及ぼす効果を評価することであった。

・全身麻酔導入後に、デキスメデトミジン注入を受けた患者(0.5 μg/kg/h;デキスメデトミジン群)の、回復、病院と集中治療室収容期間、ならびにモルヒネ総使用量をプラセボを投与された患者群(生食群)と比較した。

・デキスメデトミジン群の患者の挿管時間は、対照群よりも有意に短かった(デキスメデトミジン群 289±44分 vs 対照群 530±119分)。在院日数と ICU 在室期間は、デキスメデトミジン群の方が有意に短かった(p<0.05)。またフェンタニルとモルヒネの総使用量は、対照群よりもデキスメデトミジン群の方が少なかった(p<0.05)。

・今回の研究から、OPCAB を受ける患者で、デキスメデトミジンは在院日数と ICU 在室期間を短縮するのに有効な補助薬であることが示された。デキスメデトミジンは、OPCAB でモルヒネとフェンタニルの総使用量を減らすのに役立つかもしれない。

[!]:へ~、回復期間が短縮されて、麻薬の使用量も削減できるのか。いいことだらけなんだ。

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