5年間にわたる手術室での肺保護換気の観察研究:単施設の経験

A 5-year observational study of lung-protective ventilation in the operating room: A single-center experience
Journal of Critical Care published online 31 January 2013.

・本研究では麻酔中の肺保護換気戦略の進化を評価して、非保護換気戦略の選択に関連した要因を特定した。

・本後向き観察研究は、2006 年 3 月から 2011 年 3 月までの 5 年の期間にわたった。それは、手術室で新たに挿管された 45575 人の成人患者を含んだ。本研究では、1 回換気量(VT)が理想体重(IBW)当たりで 10mL/kg より大きいか、呼気終末陽圧(PEEP)<5cm H2O の場合に、肺保護的でないとみなした。著者らは、男性と女性で、ASA 分類によって、そして、待機的 vs 緊急手術で経時的に非保護換気戦略の使用を評価した。

・研究期間中、10mL/kg IBW より大きな VT(28.5%-16.3%、P<0.001)、zero PEEP(27.5%-18.2%、P<0.001)、VT>10mL/kg IBW & PEEP<5cm H2O (13.4%-8.0%、P<0.001)を受ける患者の割合は有意に低下した。非保護換気を受ける確率は、男性よりも女性で、最終年よりも最初の年に、緊急手術よりも待機的手術で多かった。

・非保護換気の使用は時間とともに減少したが、患者のかなりの割合が非保護換気を受け続けている。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック