大きな手術後の転帰に及ぼす年齢の影響

The impact of age on outcome after major surgical procedures
Journal of Critical Care published online 21 February 2013.

・本研究の目的は、外科集中治療室(ICU)患者の大きな患者集団で年齢が転帰に及ぼす効果を調査することであった。

・前向きに収集したデータ、2004 年 1 月 1 日~2009 年 1月 31 日に手術室から直接に当 50 床の外科 ICU に入室した全11537 人の成人患者を対象とした。患者は、年齢(18-50[参照群]、51-65、66-75、76-85、>85歳)によって、5 亜群に分類された。

・ICU 入室時の重症スコアと合併症の発生率は、年齢と共に着実に増加した。ICU と病院死亡率は、それぞれ、4.4% と 8.7% で、年齢と共に増加して、85 歳超の高齢患者では、それぞれ 12.4% と 28.2% に達した。多変量ロジスティック回帰分析では、年齢は院内死亡の独立危険因子であった(オッズ比、1.04; 95%信頼区間、1.03-1.04、1歳につき; P<0.001)。消化管手術は、年齢 50 歳超の患者で院内死亡の高い危険性と独立して関係していたが、神経外科は、年齢 65 歳超の患者でだけ院内死亡の高い危険性と関係していた。

・死亡率は年齢と共に増加し、年齢 65 歳超の患者では指数関数的に増加する。手術術式の種類に関係なく、年齢は院内死亡に対する独立危険因子である。

[!]:自然の摂理というか、確率的に 110 歳以上まで生きている確率はほとんどゼロに近いわけで、「人間は年齢パーセント死んでいる。」のだから、当然の結果である。

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