全末梢血管抵抗は、ビジレオ・システムの 心拍出量測定と心拍出量追跡の信頼性に影響を及ぼす

Systemic vascular resistance has an impact on the reliability of the Vigileo-FloTrac system in measuring cardiac output and tracking cardiac output changes
Br. J. Anaesth. (2013) doi: 10.1093/bja/aet022 First published online: March 10, 2013

・本研究の目的は、全身血管抵抗(SVR)の異なる状態の下で、心拍出量(CO)を測定し、血管運動神経性緊張度の増加によって誘導された CO 変化を追跡する Vigileo-FloTrac システムの能力を調査することであった。

・心臓手術を受ける 40 人の患者が登録された。Vigileo-FloTrac システム(バージョン 3.02)(APCO)で測定される CO、肺動脈カテーテル(ICO)で測定される CO と SVR インデックス(SVRI)を含む血行動態変数を、フェニレフリン投与(100μg)前(T1)と 2 分後(T2)に記録した。ブランド・オールトマン分析を使用して T1 での ICO と APCO を比較した。著者らは、四象限プロットと極座標プロットを使用して、ICO と APCO 間の追随能力を比較した。患者は、 T1 時点での SVR 値に従って 3 群に分けられた;SVRI 低値群(<1200dyn cm-5 m2)、正常群(1200-2500dyn cm-5 m2)、高値群(2500dyn cm-5 m2)。

・合計 155 対のデータが収集された。SVRI 低値群、正常群、高値群で、パーセント誤差は、それぞれ 46.3%、26.4%、61.4% であり、そして、それぞれ、ΔICO とΔAPCO との間の一致率は、67.5%、28.8%、7.7% であった。極座標プロットでは、SVRI 低値群、正常群、高値群で、平均角度バイアスが、それぞれ、 -22.3°、-46.0°、-3.51°で、放射角度限界は、70°、85°、87°であることが示された。

・これらの結果は、CO を測定したり、フェニレフリン投与によって誘発される CO 変化を追跡する Vigileo-FloTrac システムの信頼性は、臨床的には許容できなかったことを示している。

[!]:結果の分析法が理解できてないのですが・・・。ビジレオって動脈ライン波形がそれなりだと、いつも CI=2.1-2.3 くらいで、「ホントかよ~ !?」って思ってしまう。フェニレフリン投与して SVR が急激に上昇した時も CI が下がったことないもんね。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック