ICU 入室を必要としないセプシス患者で悪化リスク予測ツールとしてのエンドトキシン活性値

Endotoxin activity levels as a prediction tool for risk of deterioration in patients with sepsis not admitted to the intensive care unit: A pilot observational study
Journal of Critical Care . published online 18 April 2013.

・本前向き観察研究の目的は、集中治療室への入室を必要としないセプシス患者で、敗血症認知後早期のエンドトキシン活性測定(EAA)値と臓器機能不全(OD)発症の危険性との関係を評価することであった。

・持続期間 24 時間未満のセプシス徴候のある患者 50 人で、エンドトキシン活性測定値を、セプシス確認直後(ベースライン)、その後 6、24、48 時間に得た。EAA ≧0.60 単位を高度に上昇しているとした。

・ロジスティック回帰では、ベースライン時点の EAA 値と、新規 OD 出現との間に独立関係が示された(調節オッズ比、2.41; 95%信頼区間、1.18-4.90; P<0.05)。ベースライン後に新規 OD を発症した 15 人の患者(30%)は少なくとも 1 回は、EAA 値≧ 0.60 を示した。調節線形回帰分析では、新規 OD を発症した患者では、4 時点全体にわたって、EAA 濃度が有意に高かったことを示した(0.11; 95%信頼区間、0.01-0.20; P<0.05)。

・集中治療室への入院を必要としない患者で、セプシス診断後早期にエンドトキシン活性値≧0.60 は、新規臓器機能不全の発症の危険性を予測する。セプシス認知後 48 時間以内の EAA 濃度高値もまた、状態悪化の危険性の予測因子となる。

[!]:セプシスが認識されたら、エンドトキシン活性を測定して高値であれば臓器不全の発症を念頭に置いて ICU に収容して積極的な治療を早期開始するべきだということだな。

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