■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2013-05-10




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (p________) (a_________) : 小児麻酔

(2) (e_____) (d___) : 催吐薬

(3) (h___) (s_____) : 熱射病

(4) (o_____) (s_________) : 酸素飽和[度]

(5) (c______) (p_______) : 輪状軟骨圧迫/セリック(Sellick)法


[解答]
(1)pediatric anesthesia(2)emetic drug
(3)heat stroke(4)oxygen saturation
(5)cricoid pressure


[出典] 麻酔科学用語集 第3版




【問題2】(外傷・出血・感染) 気管・気管支損傷の疑われる患者の気管内挿管に際して推奨されることはどれか?
1) ファイバー挿管
3) 輪状甲状靱帯切開
5) マッコイ喉頭鏡の使用
2) 盲目的経鼻挿管
4) 逆行性挿管


[解説] 交通事故によるハンドル外傷などにより気管断裂をきたすことがある。気管・気管支損傷の疑われる患者の気管内挿管に際して、気道を観察しないで気管内チューブを挿管すると、断裂端を押し込み換気不能に陥り、致死的となる可能性があるので、損傷部を直視下に挿管が行なえるファイバー挿管が推奨される。


[正解] 1 [出典] クリティカル記憶術1P22



【問題3】(心臓・血管) 人工心肺について正しいのはどれか?

ア:低体温では心収縮力が低下する。

イ:低体温では血小板機能異常が起こる。

ウ:人工心肺中は、ヘパリンを使用するため凝固カスケードは静止状態である。

エ:体温が1度低下するごとに酸素需要量は3%低下する。

オ:心筋保護液は代謝基質を含んだ高カリウム溶液である。


[解説] ア:○:低体温では心収縮力が低下する。その他、凝固能の低下、血小板機能異常、イオン化カルシウム濃度の低下などが起こる。
イ:○:低体温では血小板機能異常が起こる。
ウ:×:人工心肺中は、ヘパリンを使用するため血液凝固自体は起こらないものの、凝固カスケードが開始される。
エ:×:体温が1度低下するごとに酸素需要量は9%低下する。
オ:○:心筋保護液は代謝基質を含んだ高カリウム溶液であり、冠動脈を灌流し、拡張期の電気的機械的解離を誘発する。心筋の酸素およびエネルギー必要量を細胞の維持に必要な最小限の量にまで劇的に減らすことができる。心筋のエネルギー消費の内訳は基礎代謝20%、電気的刺激伝導1%、容量仕事15~20%、圧仕事60~65%で、後2者は心停止によりゼロにできる。



[正解] 解説を参照 [出典] 麻酔科シークレット第2版 p497-502





【問題4】(呼吸) 混合静脈血の二酸化炭素分圧はどれくらいか?
1) 50mmHg
4) 36mmHg
2) 46mmHg
5) 60mmHg
3) 54mmHg


[解説] 動脈血の二酸化炭素分圧=40mmHg、混合静脈血の二酸化炭素分圧=46mmHg


[正解] 2 [出典] クリティカル記憶術1P132

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