フルルビプロフェン・アキセチルは、腸間膜牽引症候群による循環動態変化を安定化させる

Intravenous Flurbiprofen Axetil Can Stabilize the Hemodynamic Instability Due to Mesenteric Traction Syndrome-Evaluation with Continuous Measurement of the Systemic Vascular Resistance Index using a FloTracR Sensor
Journal of Cardiothoracic and Vascular Anesthesia published online 06 May 2013.

・FloTracR センサーを用いて全身血管抵抗係数(SVRI)を連続測定して、腸間膜牽引症候群(MTS)による循環動態不安定性に対するフルルビプロフェン・アキセチル静脈内投与の安定化効果を評価することを目的とした。

・教育病院単施設で実施された前向き無作為試験である。待機的開腹手術予定の 40 人の患者を対象とした 2 つの前向き研究が実施された。20 人の患者は、麻酔科医が MTS を認知した後にフルルビプロフェン・アキセチル 50mg を投与された(FT 群)。残る患者は対照として扱われた(CP 群と CT 群)。

・SVRI データは、開腹術開始後 1 時間にわたって 20 秒おきに収集された。皮膚切開前の平均 SVRI を、ベースラインとした。以下の 3 つの値を、MTS を評価するために考案した: S値(ベースラインから SVRI の変化の総計)、T 値(SVRI がベースラインの 20% 以上低値であった期間)と M 値(SVRI のベースラインから最大変化)。FP 群では、SVRI の減少は CP 群よりも小さく、3 値に統計学的有意差を認めた。FT 群では、SVRI は CT 群よりも早期に回復し、 S 値と T 値に統計学的有意差が見られた。しかし、M 値には、有意差がなかった。

・フルルビプロフェン・アキセチルの静脈内投与は、MTS による循環動態不安定性を安定化させることができる。

<関連記事>

開腹中レミフェンタニル投与に関係した腸間膜牽引症候群に対するフルルビプロフェン・アキセチルの予防効果

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 3

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック