セプシス患者の周術期治療

Perioperative treatment of patients with sepsis
Current Opinion in Anaesthesiology: June 2013 - Volume 26 - Issue 3 - p 348-353

・レビューの目的:セプシスのある患者の初期の蘇生と安定化の重要な要素は、輸液療法、昇圧剤や強心剤によるサポート、適切な抗生物質の投与と、感染源管理である。本レビューでは、主に輸液、昇圧剤、抗生剤療法が、最近の大規模臨床試験の主題とされてきたことから、これらについて議論する。

・最近の知見:最近の大規模な無作為臨床試験に基づくと、澱粉溶液は、利益があるとするエビデンスはなく、腎臓や血行動態に及ぼす有害効果や、1 研究では死亡率の増加、を含む明らかな有害徴候があるので、セプシスのある患者では避けられるべきである。現在進行中の試験は、セプシス患者で、アルブミンと赤血球輸血の有効性と安全性を調査している。ドーパミンの使用については、多くの有害事象を示すエビデンスが相次いでいるので、ノルエピネフリンを第一選択昇圧薬としなくてはならない。適切な抗生剤治療の早期開始が推奨され、セプシス患者ではエトミデートは使用するべきではない。

・まとめ:近年の集中治療領域における質の高い研究がセプシス患者の治療、ひいて転帰を改善するためのデータを提供してくれている。これらの知見を周術期にも活用すれば、特定の介入の有害な効果を最小限とすることができよう。

[!]:(1) ヘスパンダー系は使うな、 (2) 昇圧剤はノルアドレナリンが第1選択でドーパミンは使うな、(3) 適切な抗生剤を投与すべし。

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