腹部手術で低 1 回換気による人工呼吸の試験

A Trial of Intraoperative Low-Tidal-Volume Ventilation in Abdominal Surgery
N Engl J Med 2013; 369:428-437August 1, 2013 DOI: 10.1056/NEJMoa1301082

・低 1 回換気量と呼気終末陽圧を使った肺保護換気は、多くの重症患者の診療において、最良の方法と考えられているが、大きな手術を受ける麻酔下の患者でのその役割は、分かっていない。

・本多施設二重盲式平行群試験で、著者らは、大きな腹部手術後に中等度から大きな肺合併症の危険性のある 400 人の成人を、非保護人工呼吸か、肺保護換気戦略に無作為割付けした。主要転帰は、術後 7 日以内に起こった主要な肺と肺外合併症の複合であった。

・2 つの介入群のベースラインの特徴は類似していた。治療意図に基づく解析では、非保護換気に割り当てられるた 200 人のうち 55 人(27.5%)に比較して、肺保護換気に割り当てられた 200 人の患者では 21 人(10.5%)に発生した(相対危険度、0.40; 95%信頼区間[CI]、0.24~0.68; P=0.001)。術後 7 日の期間中、非保護換気に割り当てられた 34 人(17.0%)と比較して、肺保護換気に割り当てられた 10 人の患者(5.0%)が、急性呼吸不全のために非侵襲的換気または挿管を必要とした(相対危険度、0.29; 95%CI、0.14~0.61; P=0.001)。在院期間は、非保護換気を受けた患者よりも肺保護換気を受けた患者よりも短かった(平均差 -2.45日; 95%CI -4.17~-0.72; P=0.006)。

・大きな腹部手術を受ける中等度および高リスク患者では、非保護的人工呼吸を行った場合と比較して、肺保護換気戦略の使用は、臨床転帰の改善と、医療利用の減少と関係していた。

[!]:これはまたはっきりした結果が出たもんだ。合併症が 6 割減少、人工呼吸が 7 割減少か。

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