分娩中の女性の偶発的硬膜穿刺の発生頻度を減らすことができるか? 系統的レビューとメタ分析

Can the incidence of accidental dural puncture in laboring women be reduced? A systematic review and meta-analysis
Minerva Anestesiologica 2013 October;79(10):1187-97

・陣痛のための硬膜外鎮痛(EDA)後に偶発的硬膜穿刺(ADP)による重症の硬膜穿刺後頭痛(PDPH)をきたす場合があり、在院期間を延長する可能性がある。著者らは、ADP の発生率を減らす方法を確認しようとした。

・系統的文献検索を実施した。ADP と PDPH の発生に関するデータが、抽出され、メタアナリシスを行なった。ランダム効果モデルを適用した。危険率(RR)と95%信頼区間(CI)を計算した。

・著者らは 54 件の記事、13 件の非無作為対照試験と 41 件の無作為対照化試験(RCT)を確認した。合計 98,869 人の患者について報告された。非 RCT では、硬膜外腔確認のための液体の使用は、空気の使用と比較して、ADP の危険性の減少と関係していた(RR 0.55、95%CI 0.39~0.79、P=0.001)。RCT の著者らの分析では、この比較では有意差が生じなかった。 脊髄硬膜外鎮痛の併用、母体の体位、カテーテルの種類、針のサイズ、ベーベルの方向、術者の経験、エコーの使用ではなんら影響が見られなかった。

・抵抗消失法に際して液体の使用において ADP の危険性の減少が見られたものの、質の低い研究においてのみであった。現在のエビデンスに基づくと、著者らは研究されたどの方法についても、推薦することはできない。したがって、臨床医は、ADP が発生したら、PDPH を予防するか、あるいは治療する手段に集中しなければならない。

[!]:硬膜穿刺を回避する方法でエビデンスのある方法はないから、やっちゃたら、症状が出ないように努力すべしと。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック