高齢者の部分的神経筋遮断中の咽頭機能と呼吸パターン: 気道保護に及ぼす効果
Pharyngeal Function and Breathing Pattern during Partial Neuromuscular Block in the Elderly: Effects on Airway Protection
Anesthesiology: February 2014 - Volume 120 - Issue 2 - p 312?325 doi: 10.1097/ALN.0000000000000043 Cedborg AIH, et al.
・正常な咽頭機能、呼吸と嚥下の協調は、気道保護と呼吸器系の合併症を避けるために不可欠である。神経筋遮断薬の残存効果による術後肺合併症は高齢者の方が頻繁に発生する。また、高齢者には誤嚥リスクの増加と関連する咽頭機能の変化がある。本研究の目的は、65 歳以上の高齢者で、部分的神経筋遮断が、咽頭機能、呼吸と嚥下の協調、気道保護に及ぼす影響を評価することであった。
・咽頭機能、呼吸と嚥下の協調は、平均年齢 73.5 歳のボランティア 17 人で、マノメトリーとビデオラジオグラフにより評価した。対照値を記録した後、ロクロニウムを TOF 比=0.79-0.80 の安定状態が得られるように投与し、その後 >0.90 まで自然回復させた。
・咽頭の機能不全は、対称記録の 37 % と比較して、TOF 比=0.70 と 0.80 で、それぞれ 67% と 71% まで有意に増加した。嚥下の方が部分的神経筋遮断中の機能障害の程度が強かった。TOF>.90 へ回復後、咽頭機能障害は対照時の状態と有意差はなかった。上部食道括約筋の静止圧は、対照の記録に比べて部分的神経筋遮断のすべてのレベルで低かった。著者らは、呼吸と嚥下の協調運動障害を証明することはできなかった。
・健康な高齢者における部分的神経筋遮断は、咽頭機能障害の発生率を 37% から 71% へと増加させ、気道保護能力を障害したが、著者らは、呼吸と嚥下の協調に及ぼすに部分的な神経筋ブロックの影響を検出することができなかった。
Anesthesiology: February 2014 - Volume 120 - Issue 2 - p 312?325 doi: 10.1097/ALN.0000000000000043 Cedborg AIH, et al.
・正常な咽頭機能、呼吸と嚥下の協調は、気道保護と呼吸器系の合併症を避けるために不可欠である。神経筋遮断薬の残存効果による術後肺合併症は高齢者の方が頻繁に発生する。また、高齢者には誤嚥リスクの増加と関連する咽頭機能の変化がある。本研究の目的は、65 歳以上の高齢者で、部分的神経筋遮断が、咽頭機能、呼吸と嚥下の協調、気道保護に及ぼす影響を評価することであった。
・咽頭機能、呼吸と嚥下の協調は、平均年齢 73.5 歳のボランティア 17 人で、マノメトリーとビデオラジオグラフにより評価した。対照値を記録した後、ロクロニウムを TOF 比=0.79-0.80 の安定状態が得られるように投与し、その後 >0.90 まで自然回復させた。
・咽頭の機能不全は、対称記録の 37 % と比較して、TOF 比=0.70 と 0.80 で、それぞれ 67% と 71% まで有意に増加した。嚥下の方が部分的神経筋遮断中の機能障害の程度が強かった。TOF>.90 へ回復後、咽頭機能障害は対照時の状態と有意差はなかった。上部食道括約筋の静止圧は、対照の記録に比べて部分的神経筋遮断のすべてのレベルで低かった。著者らは、呼吸と嚥下の協調運動障害を証明することはできなかった。
・健康な高齢者における部分的神経筋遮断は、咽頭機能障害の発生率を 37% から 71% へと増加させ、気道保護能力を障害したが、著者らは、呼吸と嚥下の協調に及ぼすに部分的な神経筋ブロックの影響を検出することができなかった。
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