産科患者で Arrow FlexTip Plus 硬膜外カテーテルを進めるとができない頻度と管理

The incidence and management of inability to advance Arrow FlexTip PlusR epidural catheters in obstetric patients
International Journal of Obstetric Anesthesia published online 27 January 2014. Sviggum HP, et al.

・産科麻酔科医にとって硬膜外カテーテル挿入困難は面倒なものである。産科患者で、柔軟性のある硬膜外カテーテルは知覚障害や血管内留置を減少させることが示されたが、これらのカテーテルを硬膜外針の先端を通して進めることができない原因は、いまだ明らかではない。特に、その発生頻度や効果的な管理法は明らかになっていない。

・全ての分娩時硬膜外カテーテルを、22 週間にわたって記録した。硬膜外カテーテルの挿入困難は、抵抗消失を得た後にカテーテルが針の先端を超え勧めることができないことと定義した。麻酔科医は、カテーテル挿入困難が発生した場合、調査を終了とした。

・合計 2148 例の硬膜外カテーテル留置が実施された。硬膜外カテーテルの挿入不能が 97 症例で見られた(4.5%、95% CI 3.7-5.%)。これは脊髄硬膜外で 4.2%、硬膜外留置の 4.6% (OR 0.92、95 %信頼区間 0.53-1.62)で発生した。

・0-10 スケールで、施行者の抵抗消失法の確信度の中央値[IQR]は、9 [8、10]であった。合計 230 回の修正手技を、9 つの異なるアプローチを用いて実施した。偶発的硬膜穿刺の発生頻度は、挿入不能が発生した場場合には 3.1%(n=97)で発生したのに対して、それ以外の留置では 1.2%(n=2051)であった(P=0.12)

・Arrow FlexTip Plus 硬膜外カテーテの挿入不能は比較的よく見られ(4.5%)、抵抗消失が得られた確信があっても発生した。生食を注入することで修正できる場合もあり、ほとんど欠点はないように思われる。しかし、針を除去して留置をやり直すのが、最も成功した修正手技だった。

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