硬膜外麻酔によるクモ膜下出血と気脳症: 稀な症例

Subarachnoid hemorrhage and pneumocephalus due to epidural anesthesia; a rare case
American Journal of Emergency Medicine published online 30 January 2014. Guzel M, et al.

・硬膜外鎮痛は分娩時の疼痛に際し非常に効果的で好評の治療法である。くも膜下出血と気脳症は硬膜外麻酔における硬膜穿刺の深刻な、しかし、稀な合併症である。

・著者らの知る限り、これまでのところ、気脳症を伴う頭蓋内くも膜下出血が、腰椎穿刺後の合併症として報告されたことがない。著者らの目的は、区域麻酔後のくも膜下出血や気脳症などの重篤な合併症に対する認識を高めることである。

・著者らの症例は、32 歳の女性だった。患者は、硬膜外麻酔で出産した 3 日後に重症の頭痛で救急外来を受診した。CT スキャン上で、気脳症とくも膜下出血が認められた。硬膜外や脊椎麻酔に関連した生命を脅かす合併症があるが、著者らの症例は、受診後 20 日目に自宅に退院した。

・臨床医は、硬膜外麻酔後に頭痛ときたした患者では、気脳症やくも膜下出血といった重篤な合併症を呈する可能性があり、臨床的な疑いがある場合には、CT 撮影によって評価されるべきであることを知っておくべきである。

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